新商品のご案内 太刀 銘 贈 日下開山栃ノ海 陸奥國住人國次作 昭和甲辰年初夏
- 銀座長州屋WEB編集部

- 11分
- 読了時間: 3分
太刀 銘 贈 日下開山栃ノ海 陸奥國住人國次作 昭和甲辰年初夏
Tachi: Signed. Hinoshita kaizan Tochinoumi ni okuru
Mutsu no kuni junin KUNITSUGU saku
Showa Kinoe Tatsu no toshi shoka
栃ノ海の横綱昇進を祝う太刀
栃ノ海の横綱昇進を祝う郷里津軽の支援者の依頼で、「日下開山(横綱)栃ノ海に贈る」と添銘された、弘前の刀工二唐國次の精鍛になる太刀。師二唐國俊刀匠も得意とした来國俊写しの一振で、身幅広く重ね厚く鎬筋凛として神社の鳥居を想わせる雄渾なる反り格好に加え、鎺元で強く踏ん張って中鋒に造り込まれた威風堂々の体配。

無類に詰んだ小板目肌に錬り鍛えられた地鉄は、地沸が微塵に付いてしっとりとした潤いが感じられ、鉄色は澄んで晴れやか。

(画像はWikipediaより)
第四十九代横綱栃ノ海晃嘉は花田茂広といい、昭和十三年青森県津軽の産。昭和三十年高校三年の夏、春日野部屋の巡業で帰郷した中学の同級生に再会して角界入りを決意し、春日野部屋に入門した。身丈六尺弱の小兵力士の武器は先輩栃錦との稽古で磨いた鋭い立ち合いに加え、巧みな投げ技と足技。着々と番付を上げ、昭和三十七年五月には大鵬など大型力士に勝って初優勝し大関に昇進、昭和三十九年初場所の後には横綱を手にした。同世代には幕内優勝三十二回勝率八割強の第四十八代横綱大鵬がいた。
NEW
#89 長州征伐・刀秘話(3)
慶応二年 小瀬川運命の岐路
小瀬川運命の邂逅 品川清兵衛と竹原七郎平
脇差 銘 津田越前守助廣 延宝九年二月日
短刀 銘 備前國長船住長光造 正應元年八月日
慶応二年6月14日、安芸と周防の国境、小瀬川の畔で二人の運命が邂逅する。
長州藩戢翼団団長品川清兵衛、そして彦根藩士竹原七郎平。
運命の皮肉な采配、と言うべきだろうか、様々な要因が二人の運命に明暗を差す。
敗者は戦場となった小瀬川に散り、そして勝者は敗者の形見を百年後の子孫に残し託した。
お待たせいたしました。【長州征伐刀秘話 3】最終話です。
慶応二年の第二次長州征伐、芸州口の戦いの長州軍勝利の立役者、品川清兵衛の子孫の方から託された大小一腰は、対戦した相手の彦根藩士の物だった!
前回の動画で導かれた驚愕の結論に、社長の深海が百五十年前の当事者たちの心情に寄り添いながら、改めて刀と芸州口の悲劇に思いを寄せております。
品川清兵衛が子孫に託した刀が150年の未来に伝えたものは、それに関わった人たちすべての「人生」の記録だったのではないでしょうか?
少し(かなり?)センチメンタルな最終回となっております。
そして・・・
最後の最後に、切なさに少しの希望も入り混じる、驚きの「後日譚」も!
【長州征伐刀秘話 最終回】お見逃しなく。
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
月刊『銀座情報』2025年11月号(469号)
10/16発売
WEB公開中
12月号は11/17発売
お問合せご注文は メール/電話/Fax にて承っております。
商品検索のページが出来ました。 (小道具) ご利用下さいませ。
商品検索のページが出来ました。
(刀)
ご利用下さいませ。
安心してお刀をお楽しみ頂くために
~ご来店の皆様に私たちが出来ること~

抗菌素材のスリッパをご用意しております。
大きなサイズのご用意もございます。

店内の空気清浄
エアドッグを稼働させて店内のウイルス除去、
空気清浄に努めております。

















































コメント