社外活動について

銀座長州屋は広く社会全般に日本刀を理解していただくために、日頃から地道な努力を重ねております。
 出来ることには限りはありますが、少しでも刀に対する理解と認知度を広める、こつこつと時間を惜しまず活動を続けています。今ここにそのなかの数例を挙げてみることにいたします。今後も折に触れ、刀剣を通じて社会になんらかの貢献が出来るように努めて参ります。

​盛岡の中学生からのお礼の手紙

 先日ご来店いただいた岩手県の中学校の校長先生から職場訪問学習への協力につき丁寧な御礼のお便りを頂きました。嬉しかったのは、訪問された中学生五人から感謝のお便りを頂いたことです。名前を伏して文面をご紹介します。

 

 日本刀は身を護る宝剣として千年以上の長きに亘って連綿とその鍛造技術が伝承されて令和の今日まで大切に保存伝来してまいりました。平和の時代にあっても、何か事を為そうとする時、人は自らを律し、命を懸けて目標に邁進しなければなりません。戦国の世では自らの領国を守るため、幕末においては、西洋列強の侵略を跳ね除けるため、我々の先祖は日本刀を帯びて、心の支えにしました。

 

 振り返れば、日本刀は常に人々の志と共にそこに存在しました。平和の時代にあっても、この志の重みに違いはないはずです。

 

 昨今、男女問わず若い日本刀愛好家が増えていると聞きます。これは、芸術作品としての日本刀の美しさに加え、日本刀と共に困難を乗り越えようと努めた我々の先祖の生きざまに対する畏敬の念があるように感じます。

美しい光芒を放つ日本刀を実際に手に持った中学生の皆さんも作品を通じて、我が国の歴史に思いを寄せた様子が書面より窺がわれます。

未来ある若い皆さんには、日本人が大切に守り伝えてきた日本刀とこれ等の日本刀を所持した往時の人々の志の尊さを忘れないでほしいと思います。

​BSフジ 
TOKYO ストーリーズ 撮影協力
​2019.9.3 23:00~23:30
再放送決定!
​2019.9.17 23:00~23:30

 お笑い芸人の三人トリオ、ロバートが、「ダンディズム東京」をテーマに大人の東京を体感する番組。東京に根付く様々なダンディカルチャーの中から日本刀芸術に着目、銀座長州屋へ取材にいらっしゃいました。
 

撮影期間は4日間、数度にわたって撮影スタッフの皆さんがご来店になり、店舗内と展示作品をじっくり撮影しての放送となりました。
ローバートの皆さんには


・太刀 銘 一 (一文字) 附 金梨子地塗糸巻太刀拵(重要刀剣 重要刀装)
・刀 銘 於東武土州藩左行秀造之 慶応三年二月日(重要刀剣)
・黒漆塗六十二間筋兜 日輪瑞雲前立

・朱漆塗日輪文頭形兜などを順次ご覧頂きながら、

当社社長がローバート各メンバーの方々に武家美術品の魅力を説明いたしました。
 

はたしてロバートは千年の歴史ある名品の数々を前に何を感じたのか?

放送は2019年9月17日 23:00~23:30 BSフジにて再放送されます。

​岩手の中学生の皆さんが、刀を学びにやってきました。

9月4日、岩手県遠野市立遠野東中学の生徒5名が、課外学習で弊社に来訪されました。

「刀に興味があるので、色々教えてもらいたい。」という皆さんに、弊社店長の善財が「皆さんは日本の歴史ではいつの時代が好きですか?」とまず身近なところから、刀と時代、地域と刀の関連など、展示された刀を例にとりながら、説明をいたしました。

 

生徒の皆さんからは
・「刀はどうして反っているのですか?」
・「短刀はどんな目的のためにつくられたのですか?」

・「鐔は何のためについているのですか?」といった質問が次々に投げかけられ、刀のことを真摯に学びたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。

 

渡された刀を実際に手にしたときの真剣な表情や、また壁一面のショウケースを珍しそうに見上げている様子が微笑ましいひと時でした。

観光地を回るのとはまた違った思い出になればよいなと、中学生の皆さんの真剣な眼差しを見ながら思いました。

 

遠野東中学の皆さん、取材ご苦労様です。思い出に残る良い旅程になりますように。

 

​熱田神宮献納報告祭の思い出

​小社の倉庫より、懐かしい写真とお便りを発見!
 第二次世界大戦後、進駐軍により持ち去られた熱田神宮所蔵の奉納刀は久しく行方知れずとなっていました。掲載の写真はこの行方不明の奉納太刀を奇跡的に発見した当社社長が熱田神宮に寄贈返還した際に撮影された写真です。齢八十六にして矍鑠たる姿の刀匠は作者の故小谷靖憲刀匠=本名・憲三さん(当時86才)。小社の社長と固い握手を交わしつつ、往時の思い出を語らう様子を写した一枚と共に改めてご紹介いたします。お便りは小谷刀匠よりお送り頂いた複数の写真に添えられたもので、当該写真が師のお嬢様が撮影された写真である旨、今回の寄贈返還に伴い、はからずも自らが脚光を浴びることとなったことに対する師の感謝の言葉が簡潔ながら認められています。
 
 敗戦による世の混乱は、神社仏閣にある宝剣類にまでその被害が及び、貴重な文化財の数々が散逸、中にはひどい扱いを受けて発見される例もあると聞きます。「平成の御世に先の大戦で失われた多くの御霊を慰めるべく小谷刀匠共々熱田神宮に再奉納を果たすことができたことは誠に感慨深い思い出となっています。」とは小社社長の談。
 

出演・撮影協力​BSプレミアム 英雄たちの選択 スペシャルニッポンを斬る!歴史を創った名刀たち

初回放送:BSプレミアム 2018 10月25日(木)20:00~22:00
 番組MC 歴史家 磯田道史 NHKアナウンサー 杉浦友紀


 平成30年10月5日(金)の午後、NHK西館CT415 スタジオにて『英雄たちの選択スペシャル ニッポンを斬る! 歴史を創った名刀たち』の番組収録に当社社長の深海信彦が出演いたしました。

 撮影当日は実際に九州肥後同田貫上野介 慶長十六年八月吉日(重要刀剣)をスタジオ内に展示し、出演者に日本刀の迫力を体感していただきました。


 MCは歴史家の磯田道史さん、NHKアナウンサーの杉浦友紀さん、ゲストには作家の加来幸耕三さん、京都博物館の末兼俊彦さん、脳科学者の中野信子さん、永青文庫副館長の橋本麻理さんなど多彩な出演者を迎えての収録でした。世に聞こえた同田貫を前にして驚きの表情を見せる出演者の皆さん。日本刀(同田貫)の魅力を問われて、製作された時代的背景から同田貫の作風、加藤清正公についてなど、圧倒的な知識量を以て応答する当社の社長の存在感で場が引き締まり、滞りなく収録は終了。取り直しの指示もなく一発OKに出演者の皆さん、製作スタッフ一同から大きな拍手をいただきました。
 
​ 加えて、NHKでの収録に先駆けて9月18日(火)にはNHKアナウンサーの杉浦友紀さんが当店を訪れ、日本刀の魅力と迫力を体験、その時の様子も番組内で放映される予定です。

店頭で杉浦アナウンサーが手に取って鑑賞された二振は
刀 銘 備前国住長舩孫右衛門尉清光作之 永禄五年八月大吉日(重要刀剣)
太刀 金象嵌銘 吉包 本阿(花押) 附金梨子地塗家紋蒔絵鞘糸巻太刀拵入(特別重要刀剣)

 
 戦国時代の孫右衛門尉清光を手に取られた際はその迫力に腰が引け、「すごく怖いんですけど・・・」と困惑の表情を見せる杉浦アナウンサー、その後当社の社長から日本刀鑑賞のポイントを聞きながら徐々に日本刀の世界に引き込まれていく杉浦さん。

​ そして最後に手にしたのが、鎌倉時代初期の名刀 古備前吉包(特別重要刀剣)。戦国の刀とは異なり、どこか典雅な趣のあるこの一刀を前に、「わー 綺麗・・」と感嘆の声をあげられ、教わった通りに吉包をしばらく鑑賞された後に、「奥ゆかしい・・、水墨画を見ているような美しさです。」との感想を述べられました。

​威風堂々たる武威を湛えた清光、魔を祓うかのような高貴な美しさを持つ古備前吉包、同じ日本刀でもその魅力の違いをまさに実感して撮影は終了しました。
 
​モンゴル大統領特別大使 元横綱 朝青龍来たる!
 去る10月3日(水)の午後、元横綱の朝青龍さんがご来店になりました。写真は銀座長州屋に再訪された朝青龍さんと当社の社長を収めた写真です。朝青龍さんは現在、モンゴル大統領特別大使として世界各国の政財界の要人と会談するなど特別大使として多忙な日々を過ごされておられます。今回はタイトなスケジュールの合間を縫ってのご来店でした。当社の社長とは平成十五年に横綱昇進を果たした朝青龍関へ土俵入の太刀を寄贈して以来のお付き合いで、以来何度もご来店をいただいております。今回は一年半振りと久しぶりの再会となりました。当日は当社所蔵の日本刀や鎌倉時代文永・弘の役に蒙古軍が使用したと伝える貴重な鯨髭巻半弓や蒙古鉢をご覧いただき、大変お喜びいただきました。
​TOKYO FM 80.0MHz [Blue Ocean]の番組制作に出演協力しました。
毎週月曜日―金曜日8:55-11:00 
銀座美人 出演・番組制作協力

 

パーソナリティー 住吉 美紀(元NHKアナウンサー)
番組URL http://www.tfm.co.jp/bo/

 

6月14日 PM2:30

番組パーソナリティー住吉美紀さんと番組製作スタッフの皆さんが大きなマイクなどの機材を伴ってご来店。入念な打ち合わせを行った後に番組録音がスタート。

 

本編内容は6月25日(月)~6月29日(金)の5日間に亘ってTOKYO FM「BULU OCEAN 」8:55-11:00 銀座美人コーナーにて放送いたします。

 

(当日の録音内容の一例)

・美術品としての日本刀

・名刀をみたい。

・刀の鑑賞方法

・日本刀の美しさの本質とは

・刀剣女子の動向

・海外のコレクターは多いのか?

・世界に伝えたい日本刀の魅力など

​とある小学生からの手紙
 昨年の十二月、北海道のとある小学校の先生からお電話を頂きました。五年生の児童さんが「総合的な学習の時間」という教科において、日本文化の象徴である日本刀について調べたいと言っているため、質問の手紙を出して良いでしょうかという内容でした。小学生からのせっかくのお申し出ですので喜んでご協力申し上げますと伝えました所、数日後にこの小学生から丁寧なお手紙を頂きました。 
内容は、日本刀はいつ頃からどのようにして作られるようになったのでしょうか、というものでした。率直な疑問ながら、大陸から日本刀がいつごろ伝来したかその時期をどのように考えるかによって答えも変わる大変難しい質問でした。 

 弊社代表の深海が噛み砕いて詳しく解説したお手紙を返信しますと、今年の三月に入って、その小学校からまたお便りが届きました。校長先生からのお礼状に併せて、児童さんからの心のこもった直筆のお礼状と、学習の成果である、「日本刀の歴史」と題されたプレゼンテーション資料が同封されていました。資料はカラフルに文字が配色され、日本刀や拵の写真を織り交ぜながら、日本刀の歴史や変遷、使われ方などがB4サイズにとても分かり易くまとめられたものでした。社長以下、社員一同出来映えに思わずうなってしまいました。 
お礼状の中には、「日本刀には長い歴史のおもしろさがあり、それをたくさんの友達に伝えることができてとても満足しています」との言葉があり、私達も未来ある小学生に、有意義な協力ができたことをとてもうれしく思いました。

「軍師官兵衛」岡田准一 戦国武将の愛刀を打ち振るう

月刊誌『目の眼』より転載

肖像権のため画像の一部を加工しています

 去る初夏の日の午後、台東区にある「花のお寺」として知られる曹洞宗豊山派の千手院において、月刊誌『目の眼』の誌上企画「ニッポン男児の日本刀入門」の取材協力、及びJ-WAVE Growing Reedラジオ収録協力をいたしました。当日は晴天に恵まれ、当社社長の深海信彦、目の眼編集長の白洲信哉氏、そして、俳優で人気グループV6のメンバーでもある岡田准一さんを交えて和やかな雰囲気の中で3時間半に亘って撮影が行われました。
 NHK大河ドラマで主役の黒田官兵衛を務める岡田准一さんは居合道や馬術、格闘技(インストラクターの資格を習得)にも精通し、刀を扱う所作は武道を通して身に付けものなのでしょう、すでに単なる演技の域を超えて、本物の迫力と美しさを感じさせるものでした。 
当日岡田さんにご覧いただいた主な作品は下記の通りです。
(記) 
・刀 本阿弥光徳金象嵌銘 正家(重要美術品)附:天正拵 
・両刃造短刀 銘 備前國住長舩与三左衛門尉祐定作 天正九年八月吉日 
・刀 銘 備前國住長舩孫右衛門尉清光作之 永禄五年八月大吉日(重要刀剣)、 
・釣人図鍔 銘 山城国伏見住金家 
・黒漆塗無花果形兜 
・六十二間柊脇立兜 
・金梨子地塗金無垢総金具糸巻太刀拵 
等二十数点

月刊誌『目の眼』より転載

 岡田さんご自身日本刀や甲冑武具などいわゆる武家美術品に対して強い興味をお持ちでした。驚いたのは光徳金象嵌銘の正家(重要美術品)を天正拵に入れて鑑賞いただいた折のこと、突然岡田さんの顔つきが変わり、正家の柄を握った左手を自らの右手で小突くようにして正家をクルックルッと180度程回転させはじめたのです。 
何やら柄の装着感を確認している様子。当社社長が「しまった・・・。」という顔をした瞬間すかさず「振ってもいいですか?」と・・・・。 
さすがというか、恐れを知らないというか。とにかく当社社長も絶句して「えっ?」と声を漏らしたほどで、重要美術品を真向、袈裟切、逆袈裟など数回否十数回は振られたと思います。この際、広い千手院本堂内にひしめく取材スタッフ一同に緊張が走ったのはいうまでもありません。私自身、刀から聞いたことのないような空気を切り裂く音が「ビュッビュッ」と聞こえた際には腋から嫌な汗が流れたほどです。
刀の振り心地を堪能されたあと、岡田さんは「すごい、手にしっくりきます。吸い付くようです。」 
社長は「それはそうでしょう。あの本阿弥光徳が金象嵌を入れた刀で現在まで伝世している作は黒田家伝来の圧切り長谷部(へしきりはせべ)他、世に数える程しかありません。所持者はさぞ名のある武将でしょう。美しさと使いやすさ、そして歴史の重み全て揃った名品です。」
岡田さんはこの時のことが余程印象に残ったのでしょう。今後は時間をかけてじっくりと愛刀をお探しになるとの由、 岡田さんにまたお会いできる日を楽しみにお待ちしております。

月刊誌『目の眼』より転載

初代タイガーマスク基金チャリティーにて講演

 2013年4月24日に港区白金台の八芳園にてタイガーマスク基金の第33回チャリティーパーティーが開かれました。この活動はタイガーマスクの正体である正義感の主人公伊達直人青年が児童養護施設にランドセルを送り続けたという劇画の内容通りに篤志家が伊達直人を名乗って、ランドセルの寄贈を行い世の人々を感動させましたことに端を発し、これを一時的な社会現象として風化させることなく、組織的に継続してゆこうとタイガーマスク佐山サトル氏が中心となって設立されたタイガーマスク基金によるチャリティー活動です。
 小社の社長深海もこの趣旨に賛同して各種活動に協力させていただいておりました。掲載の写真はそのパーティー会場でスピーチを求められた折のものです。社長の深海はライオンズクラブでは盲導犬の育成に尽力しており、今後も社会貢献には積極的に参加していく意向を示しております。 

侍ジャパンに日本刀を寄贈

侍ジャパンの強化合宿を翌日に控えた去る2013年2月14日、銀座長州屋社長深海信彦が 清麿写しの豪壮な日本刀を山本浩二監督に贈呈。
 

「・・・ここで、山本監督へ、WBC 3連覇へ向けて侍ジャパンの選手たちの集中力を高め、 最高のプレーを引き出して勝利に結びつけられるよう、全国の侍ジャパンファンを代表して 株式会社銀座長州屋社長、深海信彦様より、日本中のファンの想いと魂を込めた刀剣の贈呈 をさせていただきます。」

 

贈呈に先立って流れるアナウンスの中、 山本監督は記者団の要望に応えて、「背番号88番」入りの練習ウェアーのままで 登場し、侍の象徴たる日本刀を当社社長より恭しく受け取った。臨場感たっぷりの演出に会場の興奮はピークに達し、フラッシュが瞬き、拍手と 歓声が会場に響き渡る 。ファンの期待と想いの込められた 日本刀を手にして「身の引き締まる思いだ。」と語る山本監督の厳しい表情が 印象的な贈呈式となった。

41年ぶりの男子ご誕生!
悠仁様
 

 小社は、この度、御皇室におかれて、41年ぶりの男子ご誕生となった、新宮「悠仁様」のご生誕を祝して発刊される、読売ウイークリー臨時増刊「悠仁さま」に協力し、一般国民がその詳細について馴染みの薄い、賜剣(しけん)の儀について 、現在小社蔵である、現天皇陛下・皇太子殿下の賜剣の儀に供された御守刀の余鉄を用いて鍛えられた短刀の写真を交えて、皇室の御守刀についての歴史・実像に迫る特集記事を1ページに亘って提供致しました。尚、本特集に関しては、万世一系の伝統を誇る天皇家と賜剣の儀に代表される日本刀との関係を最優先し、社名広告のみにて小社が協力したものです。(本特集は、読売ウイークリー臨時増刊10月7日号26・27ページに掲載されております。)

中学生用の教科書(ワークブック)
『新しい国語』東京書籍に
唐冠形兜の写真資料を無料提供しました。

 

 当店にも春休みや夏休みには小中高校生達がよく見学にいらっしゃいます。 日本の伝統文化の素晴らしさがこのような教材を通じて、多くの若い方々に理解されるように今後も積極的に協力してまいります。