新商品のご案内 平造脇差 生ぶ茎無銘 文珠
- 銀座長州屋WEB編集部

- 7月26日
- 読了時間: 3分
平造脇差 生ぶ茎無銘 文珠
Hira-zukuri wakizashi: Unsigned (Ubu-nakago). MONJU
身幅が広く重ねも厚く、反り浅めにふくらがやや枯れた、江戸前期に盛行した頑健鋭利な姿。短めの茎は片手での操作に優れ、至近の敵に抜き放って応戦するに最適。
文珠は江戸前期に紀伊国和歌山城下で活躍した南紀重國の子、及びその一門でも重國の作刀を支えた重貞等優工のこと。
横鑢が掛けられた茎は無銘ながら生ぶで、栗尻が浅く、目釘穴がやや大きいことから、或いはかつて南紀重國として伝来していたものであろうか。覇気と野趣に満ちた一口。
公開中
#84
豊臣秀吉 文禄・慶長の役
激闘 兜割
生死を分けた1センチ
馬上二万騎の大将の命運
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
文禄二年・慶長二年の二度に亘った太閤豊臣秀吉による朝鮮出兵。
明の征服という途轍もない秀吉の野心は、その足掛かりとされた朝鮮半島を凄惨な戦闘で染めていった。
栄誉か、さもなくば死か―
派兵された日本軍の一人、弱冠二十二歳の若武者大河内秀元は、朝鮮の地で己の立身を賭け、
戦の最前線に立つ。
そして、運命の慶長二年八月十五日―
南原城で秀元の運命の歯車が大きな音を立てて回り出す。
向かうは敵の大将。
身の丈七尺の偉丈夫が振り下ろす三尺の刀の、雷のような一撃が秀元の兜に打ち下ろされた。
時代は流れる。
南原城の死闘から実に六十五年の後、泰平の江戸の世に、戦記『朝鮮物語』として、大河内秀元の若かりし日の死闘が克明に蘇る。
そしてそこから更に400年―
令和の今に残された大河内の兜。そこに刻まれた斬跡が物語る、僅か1センチの生死を分けた攻防の記憶。
展開必見!【生死を分けた1センチ 豊臣秀吉の朝鮮征伐 文禄・慶長の役で切り裂かれた兜】 前後編の後編です。
お見逃しなく。

Youtubeにて前編 公開しております。
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
月刊『銀座情報』2025年8月号(466号)
7/16発売
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