新商品のご案内 刀 銘 越後守包貞(大業物)
- 銀座長州屋WEB編集部
- 6 時間前
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刀 銘 越後守包貞(大業物)
Katana: Signed. Echino no kami KANESADA (O Wazamono)
越後守包貞は津田越前守助廣と同時代に活躍した大坂の刀工。包貞が得意とした濤瀾風大互の目乱刃は、本家の助廣に肉薄する見事さで、江戸後期の鑑定家鎌田魚妙(かまた なたえ)は『新刀辨疑(しんとうべんぎ)』巻五で「津田助廣より大模様にて花やか」と絶賛するに留まらず、さらに「刃強く切物也」とも述べており、包貞の作の華麗さのみならず包貞の優れた刃味をも特筆している。
―本家の助廣に肉薄する濤瀾乱―
得意の大互の目乱刃は、三つの互の目が段々に連れて傾斜した刃、焼の高い二つの互の目の間に小さな互の目を二つ配して矢筈風になった刃、大山と小山を連ねたような刃を交えて高低抑揚が付き、まさに寄せては返す大海原の波を連想させる。




#83
豊臣秀吉 文禄・慶長の役
~慶長二年八月十五日 激戦 南原城の戦い~
死闘の名残の兜割り
三尺の刀に切り裂かれた椎形兜
銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
一見、よく見るような何の変哲もない椎形の鉄兜。
しかし、この兜の真価はその鉢の裏側にあるのです。
内側に一ケ所残る鉄板を貼り付けた補修痕。
それを目にしたときに、社長の深海の脳裏に一つの記憶が点る。
兜愛好者であれば誰もは目を通すであろう、名著『戦国変り兜』のとある一節―
慶長の朝鮮の役の様子を記した『朝鮮記』(寛文三年自序)に、大河内秀元が、
椎形ノ甲ノ手辺ヲウケハリ際マテ六寸ハカリ
切り破られたことがみえ、(『戦国変り兜』文中ママ)
―椎形の兜?
―手辺(天辺)をウケハリ(受け張)際?
まさか!?
まじまじと裏側に残る補修痕を見る。
兜の形状、そして補修痕の位置。
これは、もしかしたら―
400余年の時を経て、兜に再び、今度は現代利器のメスが入る。
慶長の時代に海を渡って朝鮮へ向かった一武将の足跡と令和の世が一本の線で結ばれる―?
展開必見!【豊臣秀吉の朝鮮征伐 慶長の役で切り裂かれた兜】 前後編の前編です。
お見逃しなく。

銀座長州屋YouTubeチャンネルにて公開中。
月刊『銀座情報』2025年6月号(464号)
5/16発売
Web公開中
7月号は6/16発売予定
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商品検索のページが出来ました。 (小道具) ご利用下さいませ。
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(刀)
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安心してお刀をお楽しみ頂くために
~ご来店の皆様に私たちが出来ること~

抗菌素材のスリッパをご用意しております。
大きなサイズのご用意もございます。

店内の空気清浄
エアドッグを稼働させて店内のウイルス除去、
空気清浄に努めております。

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