那覇市歴史博物館
那覇市は、国宝の琉球国王尚家関係資料をはじめ、多くの方々から寄贈を受けた美術工芸品や歴史資料を多数所蔵しております。そこで、市制施行85周年を記念し、これらの貴重な歴史資料を保存公開することを目的として、2006年(平成18)7月8日の「なはの日」に那覇市歴史博物館を開館しました。

企画展
「地方に移り住んだ士(サムレー)~「新発見」の自姓楚南家文書を読み解く~」
会期:2023年11月03日(金)~2023年12月26日(火)
楚南家は座波親雲上了好を系祖とする首里系の士(サムレー)です。初代の了好は首里王府の高官であった名護良豊に仕え、国王から首里桃原村に家屋敷を賜りました。しかし、十世了初以降は首里王府の役職に就けず、やがて佐敷間切に移り住むようになります。移住先では会館地を獲得するなど、安定した収入の確保に努めました。今回の企画展では、初公開の楚南家文書や伝世品をとおして、地方に移り住んだ士の実態を紹介します。
鹿児島県歴史・美術センター黎明館
鹿児島県歴史・美術センター黎明館は,明治百年(昭和43年)を記念して,昭和58(1983)年に開館した人文系の総合博物館で,鹿児島の歴史,考古,民族,美術・工芸を紹介しています。
黎明館の敷地は,江戸時代の鹿児島(鶴丸)城の本丸跡で,今でも壕,石垣,石橋など由緒あるものが残っており,これらは,県指定史跡になっています。

黎明館企画展
「生誕130年 孤高の画家 有馬さとえ展」
会期:令和5年12月5日(火)~令和6年3月3日(日)
有馬さとえ(1893~1978)は、鹿児島市に生まれ、明治44(1911)年に画家を志し状況しました。洋画家岡田三郎助が主宰する「本郷洋画研究所」で学び、大正3(1928)年にも特選、その後日展の審査員、評議員等を務めました。画業一筋を貫いた有馬さとえの作品と、自身の言葉が添えられたスケッチ等を交えて紹介し、その生き様に迫ります。
名古屋城西の丸御蔵城宝館
西の丸御蔵城宝館は、西之丸にあった三番蔵と四番蔵の外観を再現した展示・収蔵施設です。名古屋城の御蔵があった場所に、名古屋城が所蔵する「宝」と名古屋城の「情報」を紹介する施設という意味で「城宝館」と名付けました。

特別展
「家康と名古屋東照宮」
会期:2023年10月17日(火)~2023年12月17日(日)
元和2年(1616)4月17日、徳川家康がなくなりました。家康九男で名古屋城主であった徳川義直は、元和5年(1619)9月17日、名古屋城三の丸に家康をまつる東照宮を建立しました。この名古屋東照宮は、明治維新後も三の丸南の現在地に移築されて存続し、昭和10年には本殿、拝殿、唐門などが国宝に指定されました。
国宝建造物の大半は、昭和20年(1945)5月14日の名古屋城を襲った空襲により焼失しましたが、宝物類は焼失を免れました。今回の特別展では、家康と名古屋城にゆかりの深い名古屋東照宮の名宝を一堂に公開します。大半が今回初公開の逸品であり、東照宮祭の資料も多数展示します。
福山城博物館
2022年(令和4年)8月28日にリニューアルオープンしました。福山城と福山藩の歴史が学べる展示内容に特化し,一番槍レース体験や火縄銃体験などの体験型コンテンツや壁面を活用した大型3面シアターなど最新のデジタル技術で,よりエンターテイメント性の高い展示へと生まれ変わっています。館内で流れる映像では,福山城築城400年応援サポーターの落語家春風亭昇太さんや声優福山潤さんなどがナレータ―を務めています

<終了しました>
2023年度(令和5年度)福山城博物館秋季特別展
幕末、激動の福山藩~その序~「阿部正弘と日本開国―黒船来航―」
会期:2023年(令和5年)9月30日(土)~11月19日(日)
福山城博物館(福山城天守内)では下記の通り秋季特別展を開催します。
今年は福山藩阿部家7代藩主、正弘(まさひろ)と黒船来航・日米和親条約をテーマとし
日本が開国していく様子をご紹介します。
多くのお客様のお越しをお待ちしております。
茨城県立歴史館
茨城県立歴史館は、本県の歴史に関する資料を収集、整理、保存、調査研究し、その結果を広く一般県民に公開するために設置されました。文書館機能と博物館機能を併せ持つこの施設には、美術工芸品などの他に、古文書やマイクロフィルムが数多く収蔵されています。

企画展
「音楽家・松平頼則とその時代-時代を切りひらいた巨匠(マエストロ)の軌跡-」
会期:令和5年10月28日(土)~12月17日(日)
旧石岡(常陸府中)藩主の府中松平家に生まれた松平頼則(まつだいらよりつね)[1907-2001]は、日本の現代音楽の創始者と称される世界的な作曲家です。多くの国際的な賞を受賞し、日本人として初めてヨーロッパの音楽祭の国際審査員に選ばれるなど、日本の伝統音楽を西洋音楽の技法で表現したその音楽は、国際的に高い評価を受けています。当館では、令和元年(2019)より、外部研究者の協力を得て、松平家に残された頼則関係資料の保全・調査・整理を進めてきました。本展では、その貴重な資料を中心に、20世紀という激動の歴史をふり返りつつ、世界に挑戦つづけた音楽家・松平頼則の軌跡を紹介していきます。
古河歴史博物館
古河歴史博物館は、平成2年、旧古河城出城跡に開館しました。周辺景観を生かし吉田桂二によって設計されたこの建物は、平成4年の日本建築学会賞、同8年の公共建築賞を受賞しています。またホールにはオランダの楽器ストリートオルガンがありその音色を楽しむこともできます。
毎年8月14日、15日の夜間は、敷地内の旧古河城出城の堀を灯りで彩る「夢あんどんと夕涼み」を開催、多くの来館者を集めています。

<終了しました>
企画展
「古河公方 足利氏」
会期:令和5年10月7日(土曜日)~11月26日(日曜日)
室町幕府を開いた足利尊氏は、鎌倉に自らの子である基氏を派遣して東日本を抑える要としました。そうした経緯で鎌倉公方が成立します。その五代目となる足利成氏は、自身の血統の正当性をよりどころに室町将軍家と抗争することになり、享徳四年(一四五五)、鎌倉を出て古河へその拠点を移しました。いわゆる古河公方の誕生です。成氏は、その後鎌倉に戻ることなく、古河のまちを政治的、文化的な都市空間に整備しました。その後一三〇年にわたり存在した古河公方の歴史を、残された文化財から俯瞰して紹介します。
大分県立歴史博物館
大分県立歴史博物館は、史跡公園「宇佐風土記の丘」に昭和56年に開設された県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館を前身としています。平成10年度、よりよい文化財の保存・活用と展示内容の刷新、文化財の収蔵・保存スペースの拡充などをはかり、館名を改め、再スタートいたしました。

令和5年度出張展示
「中世人といのり」
会期:令和5年12月5日(火)~令和6年1月28日(日)
会場:九重文化センター 歴史資料館(大分県玖珠郡九重町後野上17-4)
大分県立歴史博物館では、出張展示を通じて県内各地へ当館の魅力を発信する活動をおこなっています。今回は令和4年度に大分県指定文化財に指定された瑞花鴛鴦八稜鏡(九重町所在釘野千軒遺跡出土)を中心に中世の人々のいのりについて紹介致します。九重文化センターにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
東北歴史博物館
東北歴史博物館は、昭和49年(1974)に開館した東北歴史資料館を継承。 宮城県を中心としながらも東北地方の歴史や文化を、日本国内にとどまらず世界に広く発信することを大きな目的として、平成11年(1999)に開館しました。 総合展示室は旧石器時代から近現代までの、東北地方の歴史や文化が展示の中心となっています。

<終了しました>
テーマ展示 第3室 展示案内
「重要文化財指定記念 多賀城跡出土木簡展」
開催期間 :2023年10月31日(火)から11月30日(木)まで
文献資料の少ない東北古代史研究にとって、同時代史料である木簡が果たす役割は大きい。多賀城跡及び山王・市川橋遺跡から出土した八世紀前半から十世紀前半までの木簡は、物資運搬の際の荷札や、呪術的な内容のもののほか、鎮守府関係、軍団関係の木簡や大宝二年美濃国戸籍などの記載方法に則った戸籍抜書木簡などがある。このように本木簡群は、陸奥国府または鎮守府としての多賀城での政務の内容を示すものや、奈良時代・平安時代初頭の蝦夷政策を反映したものなど、多種多様な内容を含み、律令国家による東北経営の実態を知ることができ、大変貴重である。以上のような理由により令和5年6月27日付けで、450点の木簡が重要文化財に指定された。今回の展示はその一部を紹介するものである。
花巻市博物館
縄文式住居や古墳、城下町のようすや花巻人形など、縄文時代から現代までの花巻地方の歴史や文化、暮らしを「考古」「歴史」「美術・工芸」の三分野に分け展示、紹介。講座や体験学習会なども開催し、楽しんで学習できる参加型博物館を目指しています。

特別展
日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家
「かがくいひろしの世界展」
会期:令和5年9月30日(土)~令和5年12月24日(日)
刊行からわずか15年で、累計発行部数900万部を越える金字塔を打ち立てた絵本「だるまさん」シリーズ。作者・かがくいひろしは50歳にして遅咲きの絵本作家デビューを果たすや、驚異的なスピードで16作品を次々と描きあげ、54歳で世を去りました。まさに彗星のごとく絵本界を駆け抜けた作家でしたが、実は彼が特別支援学校の教員であったこと、『だるまさんが』をはじめとする絵本が、障がい児教育の現場経験から生み出されたものであることはあまり知られていません。没後初めて彼の軌跡を振り返る本展では、絵画原本やアイディアノートとともに、教員時代に手がけた教材や人形劇の貴重な記録などを展示し、かがくいの絵本のルーツに迫ります。
北野天満宮 宝物殿
創建以来、千有余年の長きにわたり皇室をはじめ公家、武家、商人ら多くのひとびとの篤い崇敬をうけてきた当宮には、数多くの宝物が奉納され、今に伝えられています。 なかでも、「北野天神縁起絵巻 承久本」は根本縁起といわれ、絵巻物の中では特に優れた作品として、また貴重な歴史財産として国宝に指定されています。ほかにも古文書、書画、刀剣、蒔絵や金工、茶道具といった美術的にも価値の高い工芸品を多数所蔵しています。

宝物殿特別公開
「歴史と美、刀剣物語」
開催日時:2023年10月28日(土)~12月3日(日)
前期:10月28日(土)~11月10日(金)9:30~16:30/閉門17:00
後期:11月11日(土)~12月3日(日)9:00~20:00/閉門20:30
KYOTO NIPPON FESTIVAL特別展として、通常とは違う装いの宝物殿にて、宝刀の数々をご覧いただきます。
小山市立博物館
栃木県小山市にある国指定史跡乙女不動原瓦窯跡(乙女かわらの里公園)に隣接する市立博物館。最寄り駅はJR間々田駅

【開館40周年記念】 第79回企画展
「MEMORY×MUSEUM -その記憶、どう残す?-」
会期:令和5年10月28日(土曜日)~ 12月10日(日曜日)
昭和58年3月13日、生活様式の変化によって失われつつある郷土の資料を守り、小山市の歴史と文化を後世へ伝えるために、本市に博物館が誕生しました。そして令和5年、本館は開館40周年を迎えることができました。この節目となる年に、「過去の記憶を残し、未来に受け継ぐ」という博物館本来の使命に立ち返り、「記憶(Meomory)」と「博物館(Museum)」の関係を考える展示を開催いたします。本展では、当館に残された先人たちの記憶を「物」「文字」「絵」「音」「映像」「ことばと身体」という6つのジャンルに分けてご紹介します。また、博物館資料や文化財を未来に受け継ぐために、当館や市内の諸施設が行なっている活動をパネル展示いたします。当館の40年の歩みを振り返りながら、今回の「記憶をかける展覧会」をぜひお楽しみください。
小田原城天守閣
天守閣は、昭和35年に市制20周年記念事業として総工費8千万円をかけて復興された小田原市のシンボルです。内部には、甲冑・刀剣・絵図・古文書など、小田原の歴史を伝える資料や、武家文化にかかわる資料などが展示されています。標高約60メートルの最上階からは相模湾が一望でき、良く晴れた日には房総半島まで見ることができます。

小田原北条氏誕生500年記念特別講演会
「戦国大名 北条氏綱を語る」
会期:2023年12月2日(土)
会場:小田原三の丸ホール大ホール(小田原市本町1-7-50)
令和5年(2023)は、小田原北条氏が伊勢から北条へ改称して500年となる節目の年です。
小田原城天守閣ではこれを記念した特別展を開催し、北条への改称を行った二代・氏綱の事績などを中心に紹介します。
この特別展の関連催事として、市民の皆さまをはじめとする多くの方がこれまでの研究成果などにより小田原北条氏について詳しく知る機会として、北条氏綱にスポットを当てた特別講演会を開催いたします。
島田市博物館
島田市博物館は、静岡県島田市が運営する市立博物館です。本館では、江戸時代の資料を中心に島田宿や大井川の川越し、島田の刀鍛冶、島田大祭、島田髷、志戸呂焼などについて紹介し、市の歴史を学習できるようになっています。また、定期的にあるテーマに基づいた企画展を開催もしています。

第92回企画展
「日本グラフィックデザインの曙光(しょこう)原弘」
期間:令和5年10月7日(土)~12月17日(日)
原弘(1903~1986)は、昭和のデザイン界を牽引してきたデザイナーです。1920年代より欧米のデザインを学び、アルファベットの文字組のデザイン理論が、漢字・仮名文字交じりの日本語にそぐわないことをいち早く問題視し、日本の文字を美しく見せるためのデザインを追求しました。また、生涯を通して1,000冊以上のブックデザインに携わり、特に全集・豪華本装丁の分野では不動の地位を確立しました。その業績の偉大さから、勝見勝は「ブックデザインの天皇」と、田中一光は「神様のような人」と、それぞれ原弘を評しました。原弘は「マーメイド」「玉しき」「アングルカラー」などのファンシーペーパー(豊かな色や表情を持つ特殊紙)の開発にも携わり、原弘関連資料は現在、特殊東海製紙Pam(静岡県駿東郡長泉町)に寄贈されています。原弘のデザインの世界をお楽しみください。
敦賀市立博物館
敦賀市立博物館は昭和2(1927)年に竣工した旧大和田銀行本店建物を活用した博物館です。建設当初は北陸初のエレベーターを備え、レストラン、迎賓館、集会場など、銀行でありながら公共性を兼ね備えた昭和初期の銀行建築の一例、また港町敦賀の歴史を象徴する近代建造物でもあります。平成29年、建物(旧大和田銀行本店本館)は国の重要文化財に指定されました。

刀剣資料展
「越前と若狭の刀剣」
会期:令和5年11月8日(水)~12月28日(木)