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新商品のご案内 脇差  銘 鈴木宗榮作之 玉野屋永綱為傳累孫ニ


黒蝋色塗鞘脇差拵入


備前国 元禄頃 約325年前

業物


 宗榮(そうえい)は寛永十一年播州姫路の産。

大坂で修業し、備前池田家に召し抱えられ、藩侯の需で左文字写を精鍛。手にした藩侯は感動の余り「昔ノ左文字、今ノ右文字也」と絶賛し「右」と刻銘せよと命じたという。


この脇差は右作改銘の直前、商人玉野屋永綱の需で鍛造された一振。

宗榮らしく三ツ棟の庵高く造られ、幅広で両区深く、反り浅く中鋒延びた量感のある姿。

小板目鍛えの地鉄は詰み澄み、これに玉野屋の守護神であろう、伸びやかな鑚使いで倶利迦羅が、裏には「玉不磨無光(たまみがかざればひかりなし」との戒めの文言が強く刻されている。





金覆輪で見栄えの良い鐔が掛けられた黒蝋色塗鞘脇差拵が付されている。




TOPICS 月刊『銀座情報』10月号     9/16発売





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