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新商品のご案内 短刀 銘 大道




美濃国 永禄頃 約四百六十年前



 大道(だいどう)は戦国時代の美濃国の刀工で、前銘を兼道と切る。永禄十二年に上京して正親町天皇に自作の剣を献上したところ、喜んだ天皇は陸奥守の受領を許し、「大」の一字を与え、以後「陸奥守大道」と切銘したという



刃文は互の目乱刃。小互の目、小湾れ、角がかった刃、袋形の刃を交えて高低に変化し、淡雪のような小沸が付いて刃縁締まって冴え、焼の谷からうっすらと零れて小足となり、微かに金線、砂流し掛かる。


焼を深く残した帽子は強く沸付き、浅く乱れ込んで突き上げて長めに返り、所謂、美濃の地蔵帽子形となる。茎には美濃物らしい檜垣鑢が掛けられ、太鑚で二字銘が大きく堂々と刻されている。



TOPICS 月刊『銀座情報』11月号     10/16発売

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