新商品のご案内 脇差 銘 (葵紋)康継於越前(越前三代) 寛文八年十一月日
越前国 寛文八年(1668年), 三百五十一年前
越前福井藩は家康の子結城秀康に始まる。家風は尚武の気が強く、大坂夏の陣では先駆を為し、真田幸村を討ち取っている。この越前武士の刀槍を鍛えた刀工の筆頭が康継(やすつぐ)。家康との所縁で幕府御用をも勤めた同家は、正保三年に二代康悦が嫡子市之丞を遺して急逝。若い甥を援けて御用を勤めたのが初代の三男市左衛門。。後に市之丞が江戸三代として自立する一方で、市左衛門は福井城下の屋敷と家禄を継承した。越前三代である。