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新商品のご案内 脇差 無銘 越中守正俊(業物)



元日の能登半島を襲いました地震により被災された皆様には

心よりのお見舞いを申し上げます。



脇差 無銘 越中守正俊(業物)

Wakizashi: no sign Ecchu no kami MASATOSHI (Wazamono)

―之定を見るような、放胆で大らかな出来栄え―

 幅広く豪壮な、無銘ながら出来の優れた脇差。手持ちが重く、鎬地の肉がやや削がれ、総体に張った鎬筋が棟に抜けた張りのある力強い姿で、爪付の護摩箸と細樋、梵字が陰彫され、古刀然とした雰囲気がある。戦国期美濃の優工和泉守兼定(のさだ)を見るような、放胆で大らかな出来栄えとなっている。






 本作の茎は先が一文字に切られて磨上無銘の風情でもあるが、実は殆ど生ぶ茎。重ねが厚く健全で、恐らくは江戸初期慶長元和頃の作。作者は南紀重國、肥前國忠吉辺りであろうか。因みに今日の審査では伊賀守金道の末弟で、京三品一門中最も作域が広く上手とされる越中守正俊と極められている。




数回に亘ってシリーズで、古代の剣を採り上げてまいります。

3回に亘って解説致しました卑弥呼と『魏志倭人伝』の時代から

少し時代の針を進めて、今回からは七世紀、聖徳太子の時代になります。

四天王寺所蔵の、丙子椒林剣と七星剣

重要文化財にも指定されている有名な聖徳太子佩用と伝える二振の剣と同時代の刀二振を、シリーズ第六回の#57ではご紹介してまいります。

動画中で聞き手も驚嘆しているように、まだまだ登場してまいります!古代の刀の数々。

通常では博物館のガラス越しから見ることがほとんどの、古代の遺物の数々を(画面越しではありますが)、シリーズでどうぞご堪能下さい。


 

月刊『銀座情報』 令和六年 月(450号) 3/15発売

3/22Web公開スタート





 





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