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筒乱図目貫 無銘 乗真
Menuki "Doran" (An accessory case for holding tools of a matchlock gun)
Joshin
附寛文七年光侶折紙代金壱枚参両
室町時代後期 山城国京都
赤銅地容彫色絵
表:30.5mm 裏:30.2mm
上製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
Late Muromachi period
Kyoto city, Yamashiro province
Shakudo
Omote menuki : 30.5mm Ura menuki ; 30.2mm
Kiri box
Origami, published by Mitsutomo in 1667 (Kanbun 7)
"Dai, Kin 1mai 3ryo"
Tokubetsu hozon
特別保存
-
円(税込)
目貫
743
No.
後藤宗家三代乗真の作であることを十代廉乗(光侶)が極めて折紙を発行した本作。筒乱は腰に付ける小物入れで多くは革製。火縄銃に使用する早合、火縄、弾丸、火薬入れなどを収納した。ふっくらと量感たっぷりの筒乱は打ち出し強く、点刻による石目地が革の質感を表している。互いに呼応するような金銀色絵による波文も目を引く。縁飾や紐にも銀色絵が施され、一部は黒化し、光の加減で虹色に輝く。乗真には茶道具や鷹匠道具、最新の武器である火縄銃など器物を題材にした作も多い。晩年は息子の光乗と共に焼付鑞の開発に成功し、これによりウットリでは難しかった細かい細工が可能となった。
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