噛合獅子図目貫 無銘 後藤顕乗
目貫
後藤宗家七代顕乗は五代徳乗の子で戦国時代後期の天正十四年の生まれ。理兵衛家を興して加賀前田家の御用も勤め、元和三年に宗家を相続した。武骨と豪壮が時代背景にあり、装剣小道具においても濃厚な色合いの金地を用いた華やかな作品を遺している。この目貫が典型で、金無垢の色合い濃く暖か味があり、二疋の獅子がじゃれ合う図柄は構成が優れている。
保存刀装具鑑定書(顕乗)

この度、銀座長州屋では政府の緊急事態宣言発令に鑑み、新型コロナウィルスの感染拡大防止に協力するため、感染状況が収束の兆しを見せるまで、営業時間を当面の間9:30~17:00と短縮させていただきます。
通常の営業時間に戻す際は、改めて銀座情報紙面やホームページ上にてご案内いたします。
銀座長州屋ご愛顧の皆様方には、くれぐれも御自愛いただき、感染防止に御協力をお願い申し上げます。