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鷹匠道具図小柄 銘 紋即乗 光孝(花押)
"Takasho dogu"
Attributed to Sokujo by Mistukaka
江戸前期
山城国京都
‐武蔵国江戸
赤銅魚子地
高彫色絵裏板金哺
長さ九六㍉
幅一四・二㍉
上製落込桐箱入
Early Edo period
Kyoto, Yamashiro province-Edo, Musashi province
Shakudo
Length : 96mm
Width : 14.2mm
Special kiri box
特別保存
600,000
円(税込)
小柄
2219
No.
音声解説
00:00 / 00:48
鷹匠道具を題に得た風格のある小柄。後藤宗家八代即乗の作であることを、同十三代光孝が極めている。綺麗に揃った漆黒の赤銅魚子地を背景に、彫際のくっきりとした高彫と金銀の色絵で大緒(おおお)を表現している。武士にとって鷹狩は遊興にあらず。狩は源頼朝の富士の巻狩で知られるように、兵を動かす戦の訓練でもあった。一方で天皇が鷹狩に勤しんだように、高貴な遊興の面を備えていた。本作は、鷹は描かれていないものの、この道具一つだけで緊張感に満ちた画面とされている。

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