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這龍図小柄 銘 菊岡光政(花押)
"Hai-ryu" crawling dragon
Mitsumasa(Kikuoka school)
江戸後期
武蔵国江戸
赤銅魚子地
赤銅地高彫据文
長さ九七・七㍉
幅一四・八㍉
特性落込桐箱入
Late Edo Period
Edo, Musashi Province
Shakudo Nanako Ground
Shakudo Ground with Highly Carved Inscription
Height : 97.7mm
Width : 14.8mm
Packaged in a special paulownia wood box
特別保存
400,000
円(税込)
小柄
2271
No.
音声解説
00:00 / 14:41:49
菊岡光政(みつまさ)は左門治と称し、宝暦九年の生まれ。柳川直光に金工技術を学び、正確な構図と精巧な彫刻からなる作品を遺している。この小柄は、漆黒の赤銅地を打ち出し強く、身体の量感をそのまま立体的に彫り表した迫力のある龍神図。
奇麗に揃った鱗、鋭く突き出す背中の鰭、宙を掻く四肢とその爪、棚引く鬣、左右に広がる髭と触覚など、いずれも精密に彫り出しており、目玉のみ金象嵌で黒雲の中に光るその様子を表現している。背後はやや明るい赤銅魚子地で、龍神を浮かび上がらせている。


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