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花籠に枝梅藁苞に蕪図二所 小柄 銘 光晃(花押) 目貫 銘 後藤光晃
Mitsuakira
小柄
赤銅魚子地高彫色絵裏板金哺
長さ97.5mm 幅14.8mm
目貫
赤銅地容彫色絵
表34.5mm 裏34.6mm
上製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
特別保存
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円(税込)
No.
冬の味覚と香りを題材に得たものであろう、採り合わせに妙味が感じられる作品。飾り籠に投げ入れられたような一枝は今が盛りの匂起つ白梅。本来であれば添えられた小札に和歌などが認められていたものであろう、この作品ではここに銘が刻されている。藁苞で包まれた蕪も見事な彫口。いずれも漆黒の赤銅地を肉高く彫り出し、金銀の色絵を濃密に施し、要所に鏨を打ち込んで季節の風物に生命を与えている。後藤宗家十六代光晃は先代光美の嫡子で文化十三年の生まれ。精巧で精密な彫刻技術を会得し、天保六年二十歳で家督を相続している。
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