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福禄寿図小柄 銘 宗珉(花押)
Fukurokuju motif kozuka
Somin
江戸時代中期/武蔵国江戸神田檜物町
朧銀石目地片切彫
長さ 96mm 幅 14㎜
上製落込桐箱入 仕覆付
網屋惣右衛門箱書「名品」
特別保存刀装具鑑定書
Mid Edo period
Edo, Musashi province
Length: 96mm Width: 14mm
Kiri box with Shufuku cover
Hakogaki by Amiya Souemon
Tokubetsuhozon certificate by NBTHK
特別保存
1,000,000
円(税込)
No.
金工としてのみならず、芸術文化において重きを成し、技法を進化させると共に名品を生み出し、歴史に大きな足跡を遺したのが、町彫の祖と仰がれる横谷宗珉である。生まれは寛文十年。家を継いだのは町人文化の熟成した元禄二年。豪奢な獅子牡丹図は有名だが、その一方で強弱変化に富んだ片切彫を駆使した働きのある人物の表現においても優れている。この小柄は、福禄寿が人の寿命を記した巻物を持つ姿を大胆に彫り描いたもの。朧銀地を細やかな石目地に仕上げ、彫り込むような片切彫と、繊細な毛彫で長い頭から顔と手、さらに眉毛と目など細部まで再現している。
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