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牛曳童子図小柄 銘 濱野矩随(花押)
Kozuka "Ushi-hiki doji"
Kuzui(Noriyuki)
江戸後期 武蔵国江戸
朧銀石目地高彫色絵
長さ97.6mm 幅 14.3mm
『刀装小道具講座4』所載
特製落込桐箱入
Late Edo period / Edo city, Musashi province
made of Oboro-gin, iroe
Length: 97.6mm Width: 14.3mm
Special Kiri Box
Published in the book "Toso kodogu koza 4"
Hozon paper by NBTHK
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円(税込)
No.
禅の悟りに至る道筋を、牛を捕える姿に擬えたのが十牛図で、労して牛を捕えたものの、未だ自らのものとしていない状態が「得牛」の段階であり、後の「騎牛帰家」と共に描かれた例は多い。奈良派の先達安親や政随の作と良く似ている。朧銀地を石目地に仕上げ、量感のある高彫に繊細な毛彫を加え、特に大地に踏ん張る牛と童子を対比させており、綱の線に力が感じられる。矩随は浜野政随の門人で同派を代表する一人である。
保存刀装具鑑定書
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