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黒漆塗縦矧二枚胴具足 鉄錆地八枚張兜 銘 永光作 嘉永六年癸丑八月吉日

Nagamitsu

江戸後期 嘉永六年 一六九年前
late Edo period / Kaei 6 (A.D. 1853)
荒波に日輪前立 "Aranami ni Nichirin" mae-tate
縦145cm at Height 横63cm at Width
奥行55cm at Dept (展示の寸法)
鎧立・鎧櫃付 This item has Stand for display and Box.
Late Edo period Kaei 6 169 years ago
"Wave and Nichirin (Wave and Sun)" designed Maetate
Height : 145cm Width : 63cm
Dept : 55cm
Stand for display
Box

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円(税込)

566

​No.

 浦賀に黒船が来襲した嘉永六年。その年に製作された甲冑具足。鉢は薄手の矧ぎ板八枚を後正中から前正中に向かって矧ぎ合わせ、下部を特徴的な腰巻板で補強している。腰巻板の形状は通常とは異なり、腰巻板の上部が外側に迫り出している。この様式は加賀の雲海派の鉢に見られるが、鉄色が赤味を帯びて、鉢表面に共鉄になる切金を用いていないことから、製作は雲海派の影響を受けた加賀明珍派の作であろう。鍛えの頗る良い共鉄になる眉庇は切り込みが鋭く、頑強な三光鋲で打ち止められ、眉庇の切り込み部の空隙の補強として鉢裏には要害の板を備えている。天頂部は古作に倣い、敢えて八幡座を設けず、加賀鉢の特徴とする真円の小さな天辺の穴を設けて矧ぎ合わせの技術の高さを誇示している。鉢裏には克明に製作年紀と作者銘が刻されている。胴は黒漆の施された二枚胴。鍛錬の良い八枚の鉄板を矧ぎ合わせて前後を紐で結束して二枚胴としている。
黒漆塗縦矧二枚胴具足 鉄錆地八枚張兜 銘 永光作 嘉永六年癸丑八月吉日
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