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鷹匠道具蒔絵刀掛

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江戸時代後期
堅木地金粉盛上蒔絵金切金 三本掛
高さ 38cm 幅 49.2cm 奥行 18.7cm
桐箱付
Late Edo period
made of wood, Makie, Kirigane
height 38cm Width 49.2cm Dept 18.7cm
Kiri Box

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円(税込)

その他

66

​No.

 この刀掛は、鷹匠道具を、堅木地の流れるような杢目肌を背景に活かし、盛上蒔絵と金切金で量感豊かに表現した極上の作。描かれているのは丸鳩入、餌合子、策、忍縄、水差、尾鈴など。丸鳩入と餌合子は、いずれもふっくらと肉取りした上に色の違えた金、銀を割り込んだ金、朱粉などを蒔絵し、蓋の文様は菊紋に唐草、梅花散し、牡丹唐草で、下地は霞のように淡い暈しを施して文様を鮮明に浮かび上がらせている。大緒は朱漆の表面に金の付描で繊細な線描と点描、一部に銀を蒔いて濃淡変化をつけている。水差は竹を意匠したもの。裏の餌合子の陰に控えめの尾鈴が描かれている。これらの文様は贅沢な金切金で、その表面には文様が薄肉に表されている。側面や台座など主題の周囲の装飾は、七宝文と唐花文の組み合わせ。微妙に色を違えた金粉による、七宝文は盛上蒔絵、唐花文は平蒔絵。総体に細やかでしかも手の込んだ技法が駆使されている。
鷹匠道具蒔絵刀掛
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