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金梨子地塗鐔蒔絵刀掛
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金梨子地塗鐔蒔絵刀掛
金梨子地塗盛上蒔絵
一本掛
横幅 約47.5cm/高さ 約35cm/奥行 約17cm
外箱付
Kin nashiji nuri, moriage makie
Width : approx. 47.5cm Height approx.35cm
Depth : approx. 17cm
Box
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円(税込)
No.
微細な平目地の金粒が際立つように黒漆を下地とした金梨子地塗に、江戸後期に製作された装剣小道具をそのまま台に嵌め込んだかのような、立体的高彫と多彩な色合いの蒔絵を駆使して装飾とした、美しい刀掛。配されている小道具類は、表に大月光興の馬師皇に張果老図鐔、猿廻し図鐔、鍾馗図小柄、裏には水戸打越派弘直の太公望図鐔、大黒天と達磨図鐔。いずれも量感豊かな描刻で、銘までもそのままに彫り表している。江戸時代中期には貝殻や象牙、陶器、金工作品などを蒔絵や漆絵の中に組み込ませる奇抜な表現手法で人気を得た小川破笠がいる。本作は装剣小道具の数奇者が、自らの蔵品を手本に意匠させたものであろう、破笠の作とは言い得ないが、御刀を飾るに適した、妙趣ある出来となっている。
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