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群亀蒔絵刀掛

no sign

黒漆塗金粉盛上蒔絵 
二本掛
幅一尺七寸八分(五四糎)
高さ一尺一寸三分
奥行六寸五分
外箱付

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円(税込)

刀掛

860

​No.

 後藤家の装剣小道具にも蓑亀)の図があるように、お正月などのお目出たい席で用いられた、長命を祈り、あるいは寿ぐ意味合いを持つ群亀図刀掛。黒漆塗地に金平目地を散らし、銀粉を水の流れに沿うように蒔(ま)き施して、澄んだ水面を表現している。この独特の黒色化した銀が、黒と金を背景に青空を映しているかのように鮮やかに起って配色の妙を示している。肉高く彫り出された群亀は写実的な構図と描写で色合いの異なる金銀粉とし、金や朱の付描を加え、刀掛から這い出てくるかのような動 感と生命感を一層際立つ描画としている。古くから中国の東海彼方にあると伝えられている楽園蓬莱を想わせる作品である。刀掛の端縁部は、金粉による鮮やかな紗綾形模様で、これも美観を高めている。 
群亀蒔絵刀掛
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