一藤巴紋蒔絵刀筒

その他

 刀筒は、参勤交代などの大名行列において藩主の名刀を運ぶために用いられた保存運搬具。刀の格に応じて、しかも御家が明確にわかるよう家紋などの華やかな装飾が施されたものが多い。
 本作は、薄く仕立てた木地に漆を掛け、表面を茶潤塗に仕上げ、全面に十三の一ツ藤巴の家紋を、金粉に銀粉を加えることによりグラデーションを付けた盛上蒔絵。
一藤巴紋蒔絵刀筒