雪華笹蟹図鐔 銘 城州西陣住正阿弥政徳

江戸中期 
山城国京都西陣
鉄地真丸形象嵌陰透
縦77mm 横77mm
切羽台厚さ4.7mm
野田喜代重著 『鐔鑑賞』所載
上製落込桐箱入

Masanori (Shoami)

 室町時代より京に栄えた鐔工正阿弥派の中でも、江戸中期の元禄頃に、時代を映し出すように華やかでしかも繊細な、新趣の美観を展開したのが政徳である。この鐔の主題は沢蟹の棲む雪解けの頃の小川で、自然美の文様表現。質の良い鉄地は色合い黒く、これに溶け込むように銀で水の流れを描き、雪輪に笹は銀と色合いを異にする二色の金。さらに切り口の鋭い透かしを加えている。特筆すべきは、糸よりも細い線状の透かしによる笹葉の描写である。 

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雪華笹蟹図鐔 銘 城州西陣住正阿弥政徳
雪華笹蟹図鐔 銘 城州西陣住正阿弥政徳