車透図鐔 無銘 古甲冑師

室町時代 
鉄地丸形地透
縦97.2mm 横96.2mm 切羽台厚さ5.8mm
上製落込桐箱入

Ko-kacchushi

 甲冑師の技術は、鍛鉄を構造化させて堅牢な武具を製作するところにある。筋兜が良い例で、薄く打ち出した鉄片を組み合わせて頑強な防具とした。この鐔も甲冑師にままみられる構造鐔。板鐔とは異なり、細い鉄板を放射状に仕立て、耳と切羽台とを鍛着することによって相手の刃から拳を守る要とした。地鉄は色黒くねっとりとした光沢があり、カランとした響音が時代感を鮮明にしている。

特別保存

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車透図鐔 無銘 古甲冑師
車透図鐔 無銘 古甲冑師