蟻通し宮図 銘 安親

Yasuchika

 紀貫之は、延喜五年に醍醐天皇の命で勅撰和歌集『古今和歌集』を編み、さらにその仮名序(仮名による序文)を執筆した、我が国を代表する歌人である。
土屋安親は、伝説としても文学としてもあまりにも有名な歌聖紀貫之の蟻通明神での霊験譚を題に採り、蟻通明神の鎮座する杜と、その社前に聳える鳥居に燈明を翳す宮守の姿を彫り描いている。壮年時代における最高傑作と言い得る、安親の感性と技術が濃縮された作品。

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蟻通し宮図 銘 安親
蟻通し宮図 銘 安親