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藤に蝶図鐔 銘 遊洛斎(花押) 八十二翁 赤文

”Fuji tree & chou”

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Sekibun

藤に蝶図鐔 銘 遊洛斎(花押) 八十二翁 赤文
江戸後期 出羽国 鉄地木瓜形高彫象嵌
縦七二・八㍉ 横七〇㍉
切羽台厚さ四・五㍉特製落込桐箱入
特別保存

Late Edo
Dewa province
Iron base mokkogata takabori iroe
height : 72.8mm Width : 70mm
thickness at seppa dai : 4.5mm
Tokubetsu hozon certificate

-

円(税込)

特別保存

945

 桂野赤文は正蔵と称し寛政頃の越後国村上の生まれ。京に遊学して遊洛斎の号を用い、また江戸の浜野派にも学んで技量が優れ、猛虎図を得意として迫力のある多くの作品を遺している。文政七年には庄内藩酒井家に抱えられている。この鐔は、藤棚に乱舞する蝶を彫り描き、春の優しい香りが漂う空気感を表現した作。質の良い鉄地はごくわずかに切り込みを施した木瓜形で、地面に抑揚をつけた動きのある地相。くっきりと肉高く彫り表わした藤と蝶が赤文の個性。金銀の象嵌も色鮮やかで、躍動感のある藤蔓と力強い曲がり根の表情も見どころ。
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