紅葉鹿図鐔 無銘 加賀象嵌

江戸前期 加賀国
赤銅石目地丸形高彫色絵平象嵌金覆輪
縦67.2mm 横66.4mm 切羽台厚さ5mm

Kaga Zogan

 龍田川を想わせる構成とされた、散りかかる紅葉と鹿。漆黒の赤銅地を丸形に仕立て、耳際が薄手の碁石形に造り込んで品良く金覆輪を廻らし、表面を微細な石目地に仕上げて図柄が際立つ工夫をしている。高彫に金銀素銅の色絵を巧みに施し、川の流れに柴垣と秋草は加賀金工の特質でもある繊細な金銀の平象嵌、所々に金銀の露象嵌を散らして清らかな空気のあり様を演出している。加賀金工は、江戸時代初期に後藤家を招いて技術を採り入れている。

特別保存

350,000

円(税込)

紅葉鹿図鐔 無銘 加賀象嵌
紅葉鹿図鐔 無銘 加賀象嵌