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笹に井桁図鍔(鍔)

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銘 間

Sasa (bamboo leaves) and Igeta motif tsuba

Signed Hazama

No.

694

笹に井桁図鍔(鍔) 銘 間

特別保存

400,000

円(税込)

江戸時代中期 伊勢国亀山
鉄地竪丸形砂張象嵌
縦:75.5mm 横:67mm
切羽台厚さ:5.1mm
耳際厚さ:4.9mm
特製桐箱入
特別保存刀装具鑑定書

Mid Edo period
Ise province
iron and sahari inlay
height:75.5mm
width: 67mm
thickness at seppadai:5.1mm
thickness at mimi(rim): 4.9mm
special kiri box
Tokubetsuhozon tosogu

 笹に井桁とは、名水、名酒を連想させる画題である。表側に笹、裏側は井桁と表裏の図柄が異なるのは大いなる間鐔の特徴。予め紋様を彫り込んだ鉄地に銅と錫を主体とした合金を溶かして流し込む砂張象嵌は、光線の具合で紋様の見え方が変わるところが面白い。手に持って角度を変えながら眺めれば、時に沈み、時にはっきりと浮かび上がる。鋭く艶やかな笹の葉と画面中央近くに大胆に据えられた井桁では砂張の表現手法も異なる。井桁の象嵌の、地表に流れ出て冷え固まった溶岩のような激しい凹凸は迫力満点。視覚と触覚両方で感じて鑑賞してほしい。間は伊勢国亀山の鐔工。この地には江州国友村の鉄砲鍛冶やその関連の工人が移住して銃身製作の技術を生かし、特徴的な砂張象嵌の鐔を創始したという。
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