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梵字小透鍔(鐔)
銘 武州住忠則
Tsuba "Sanskrit characters" sukashi
Signed Bushu ju Tadanori
鍔
No.
670
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-
円(税込)
江戸時代後期 武蔵国江戸
鉄地肌物鍛竪丸形小透
縦:79.8mm 横:73mm
切羽台厚さ:4.5mm
耳際厚さ:4mm
特製桐箱入
保存刀装具鑑定書
Late Edo
Musashi province, Edo,Akasaka
Tetsuji Hadamonokitae Tatemarugata Kosukashi
Length: 79.8mm Width: 73mm
Thickness at seppadai: 4.5mm
Thickness at Mimi(rim): 4mm
NBTHK certificate: Hozon Tosogu
空気の揺らぎのような神秘的な雰囲気を醸し出す肌物鍛えは赤坂鐔工が得意とするもの。耳にも幾筋もの層が表れている。宙に浮かぶように対角線上に配された梵字は笄櫃の上が不動明王を、小柄櫃の下が金剛夜叉明王を表している。金剛夜叉明王は敵を打ち破る先勝祈願の仏として古来より武人たちに信仰された。鍛えの良い力強い地鉄に鋭い鏨運びの陰透が冴え渡る。赤坂忠則は名工赤坂忠重の門人。師から学び取ったものを基盤に柔軟に他派の作風も取り入れ作域を広げた。
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