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春駒図鐔

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銘 宗與(花押)

Harukoma motif tsuba

Signed Soyo (Kao)

No.

77

春駒図鐔 銘 宗與(花押)

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円(税込)

江戸時代中期
武蔵国江戸
赤銅磨地竪丸形片切毛彫覆輪耳
縦:77.2mm 横:74.4mm
切羽台厚さ:5mm

Mid Edo period
Edo, Musashi province
Shakudo
Height: 77.2mm Width: 74.4mm
Thickness at seppadai: 5mm

 横谷宗与(二代)は初代宗与に学んで独立した宗寿の次男で元禄十三年の生まれ。兄に初代英精がおり、早くから金工の技術を身に付け技量が高く、正徳五年、十六歳の時に師宗珉の養子に迎えられている。享保十八年に宗珉が没すると横谷宗家の四代目を継いでいる。宗珉の片腕として鏨使いに心血を注ぎ、その重責を担ったものであろう、横谷の作風を踏襲して師に紛れる作品を遺している。加納夏雄は「…鑚行きは宗珉に似て中々に名手なりと云うべし、而して稍温和なる趣ある方なり、而して其作品には宗珉と見誤れる物もあり、又純然たる宗與の作と鑑定せらるるものありて作柄一定せざる所あり、是鑑評家の一考を煩はすべき点ならん」と高く評価していると同時に、師とは異なる作風をも試みていたことを指摘している。春駒と題されているこの鐔の図は、古くは邪気を祓うために宮中紫宸殿において正月七日に行われた白馬節会を想定して作品化したもの。
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