分銅雁金透図鐔 無銘 尾張

室町時代 
鉄地真丸形地透 
縦78.6mm 横78.8mm 切羽台厚さ6.3mm
特製落込桐箱入

Owari

 武骨で頑強、尾張鐔の特質が全面に現れている実用の時代の鐔。肉厚く、透かしの線が太く力強い。鉄色は羊羹のように黒く、ねっとりとして艶やかな光沢があり、全面に鎚で叩き締めた痕跡が残って地鉄の景色となっている。図柄は陰陽の分銅と雁金の組み合わせながら、雁金は常に比較して翼が深く構成されており、その陰影の組み合わせが新たな文様を創出している。視覚的な時代観のみならず、指先や掌中で鐔の生きた時代を鑑賞する作品である。

特別保存

250,000

円(税込)

分銅雁金透図鐔 無銘 尾張
分銅雁金透図鐔 無銘 尾張