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住吉図透鍔(鐔)

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銘 土佐国住明珍紀利雄

Sumiyoshi motif tsuba

Signed Tosa no kuni ju Myochin Kino Toshio

No.

1058

住吉図透鍔(鐔)銘 土佐国住明珍紀利雄

特別保存

-

円(税込)

江戸時代後期 土佐国後期
鉄地竪丸形地透毛彫
縦:83mm 横:80.6mm
切羽台厚さ:6.3mm
耳際厚さ:6.2mm
特製落込桐箱入

Late Edo period
Tosa province
Iron
Height: 83mm
Width: 80.6mm
Thickness at seppadai: 6.3mm
Thickness at mimi (rim) : 6.2mm
Kiri box

 鳥居に松を配した図を住吉図といい、装剣小道具の好画題である。住吉神社の前が海だった時代、海岸線には松林が広がり、白砂青松の景勝地であった。住吉(住之江)は松の名所。数々の歌に詠まれる場所であった。絵画や工芸の世界では、松と鳥居、または松と太鼓橋があれば、社殿はなくとも住吉神社を表しているのである。
 赤坂鐔に範をとった、鍛え良く力強い地鉄は透の内側や耳の一部に合わせ鍛えの跡が見られる。切羽台と松、鳥居が作る空間がそのまま小柄・笄櫃となる意匠。下から見上げるような構図が鳥居をさらに堂々と大きく見せている。土佐明珍宗利の門人といわれる利雄の作である。
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