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​縁頭

瀧不動図縁頭 銘 東海林勝言

 黒く光沢の強い鉄地を厚手に仕立て、いわばの景観を肉彫を肉く彫り出すと同時に彫り込みを深く処理し、高彫象嵌になる不動明王と二童子、深山を分け入る修験者などを立体写実描写している。不動明王は五分程の大きさだが、金象嵌による火炎に浮かび上がる構成で、細部まで精密、顔が厳しい一方で衣服はしなやか。流れ落ちる瀧の描写や岩肌の笹も動きがある。勝言は、精巧で緻密な高彫表現になる石公張良図鐔を遺す名工。

特別保存

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瀧不動図縁頭 銘 東海林勝言