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大森彦七図縁頭 銘 親随
Omori Hikoshichi motif fuchigashira
Chikayuki
江戸時代後期 越中国
朧銀地高彫色絵
縁 37mm 頭 34.5mm
上製落込桐箱入
保存刀装具鑑定書
late Edo period / Ecchu province
made of Oboro-gin
Fuchi size; 37mm
Kashira size; 34.5mm
Special Kiri Box
Hozon
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円(税込)
No.
平石親随は奈良派と浜野派に学んで双方の作風を採り入れ、魅力ある作品を遺している。活躍の場は越中国富山で、明治に入ってから高岡で銅細工に従事したという。この縁頭は、正確で写実的な描写と、動感豊かな構成から生み出される迫力が要点。朧銀地を肉高く彫り出し、歌舞伎の一場面や浮世絵を見るように人物を組み合わせ、鬼女と大森彦七を主題とすることから生命感と表現するのは当たらないかもしれないが、細部まで丁寧な処理で生気に溢れている。見どころは高彫だけでなく、要所に施された平象嵌も繊細で美しい。
保存刀装具鑑定書
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