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やすらい祭図縁頭 銘 長常(花押)
Fuchigashira "Yasurai matsuri"
Nagatsune
江戸時代中期 山城国京都
朧銀地片切彫平象嵌
縁 37.3mm 頭 32.5㎜
『一宮長常彫物畫帳』所載
上製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書(祭礼図)
Mid Edo period
Kyoto city, Yamashiro province
made of Oboro-gin, inlay
Fuchi size; 37.3mm / Kashira size: 32.5mm
Special Kiri Box
Put on "Ichinomiya Nagatsune horimono gacho"
Tokubetsu-hozon certificate by NBTHK
特別保存
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円(税込)
No.
花の咲き始める頃の京都今宮神社において、鉾に花飾りつけた大きな笠を持ち、赤毛と黒毛の鬼が太鼓と鉦を打ち鳴らすなど、疫病退散を願って奉納されたのがやすらい踊。その後近隣の街や村々を練り歩いたもので、花笠の下に入ると厄が去るといわれ、人々は花笠の周りで踊り、競って笠の下に潜り込んだという。この縁頭は、激しい踊など動きのある人物を彫り描くを得意とした一宮長常の特徴顕著な作。上質の朧銀地を平滑に仕上げ、金銀素銅赤銅の平象嵌を施し、強弱変化に富みしかも動きのある片切彫で人物の細やかな表情まで彫り表している。京の文化が記録された名品である。
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