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短刀&拵
銘 濃州住兼吉 応永十年八月日
日本刀専門店
銀座長州屋
室町時代初期
応永十年
美濃国
Kaneyoshi
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Copy right Ginza Choshuya
Production work
Tomoriki Imazu
兼吉は室町初期の美濃国を代表する刀工の一人。大和手掻派の出身。初め包吉と銘したと伝え、南北朝期康応頃を祖とし、以後応永、永享、永正、大永、天正と続いた。初代の法名に因んで「善定(ぜんじょう)」を屋号としたこの家は、室町幕府六代将軍足利義教が富士山見物で下向の際、その腰の物を鍛えたとの伝承を持つ名流で、美濃刀工の棟梁格として栄えた。
本作は名将谷干城遺愛と伝える一口。
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