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短刀&拵
銘 日置仁平藤原兼次 明治三十三年九月九日 宗伯爵臨鍛刀場焼之
日本刀専門店
銀座長州屋
明治
明治三十三年九月九日
東京
Kanetsugu
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Copy right Ginza Choshuya
Production work
Tomoriki Imazu
因州兼先の掉尾を飾る優工日置仁平兼次は、文久二年に因州池田家の刀工となる。維新後は東京に住み、明治十九年の伊勢神宮式年遷宮の宝刀を鍛え、明治二十年に正倉院刀剣の再現に従事。明治四十年五月には、鳥取城内の池田家の扇御殿に御幸された皇太子の御前にて作刀する栄誉に浴している。この短刀は、兼先が日本文化振興に理解のあった宗伯爵を鍛刀場に迎えた際、正倉院の鋒両刃造の作を念頭に精鍛した一口。
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