脇差
生ぶ茎無銘 島田
室町時代後期
-
駿河国
Shimada
検索には常用漢字をご利用ください。
Copy right Ginza Choshuya
義助、広助、助宗など島田派諸工は戦国最強と称揚されるかの武田信玄のおそらく造や同家の二十四将に数えられる鬼美濃こと原美濃守虎胤の所持した打刀など戦国武将の腰間を温めた数々の名刀を鍛えて名がある。本作は無銘ながら生ぶの姿をとどめた片切刃造の脇差。差表には宝珠と蓮台、裏には素剣を刻した武運を祈る武家の心情が表されている。

生ぶ茎無銘 島田
室町時代後期
-
駿河国
Copy right Ginza Choshuya