刀
津田越前守助広 延宝三年二月日
室町時代前期
延宝
摂津国
Sukehiro
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「越前守助広」「津田越前守助広」。二代助広は寛永十四年(1637)生れ。初代助広に鍛冶を学ぶ。万治元年(1658)に越前守を受領。粒の揃った沸出来の互の目乱れっを刃文の要とする構成美を追求。寛文三年の初代没後はさらに独創的な濤欄乱の創始へと突き進む。延宝二年より従来の楷書体銘を草書銘に改める。楷書体銘を角津田、草書銘は丸津田と称される。

