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脇差
日本刀専門店
銀座長州屋
平造脇差 銘 村正
室町後期
(大永頃)
伊勢国
Muramasa
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Copy right Ginza Choshuya
Production work
Tomoriki Imazu
村正の活躍した桑名は、伊勢湾に注ぐ木曽、長良、揖斐の三大河川の中洲に開けた、諸国の物資が集積される港町。「寺々家々数千軒」(連歌師宗長の日記)が立ち並び、町衆の自治により「十楽の津」とも呼ばれた大都市である。その地名と年紀が刻された作は「勢州桑名住右衛門尉藤原村正作」と銘した文亀元年辛酉七月吉日紀の刀。年紀作は他に永正十年癸丑十月十三日紀の鍋島家伝来の刀、天文十二年癸卯五月日紀の刀等僅かである。
村正は、このような実像より「妖刀伝説」で知名度が高い。多くは江戸期の大衆演劇などから紡ぎ出されたものだが、その背景にある徳川家との奇縁は、村正の刀は刃味が良く、戦国期において頗る有用な武器であったことの証に他ならない。

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