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田楽図小柄 銘 後藤光寿花押(後藤宗家十一代目)

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"Dengaku" (Skewered konjac) motif kozuka

Mitsutoshi

江戸時代中期 武蔵国江戸
素銅魚子地高彫据紋色絵
長さ:97mm 幅:14.6mm
上製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
Mid Edo period
Edo city, Musashi province
Suaka
Length : 97mm Width : 14.6mm
Kiri box
Tokubetsu hozon

特別保存

450,000

円(税込)

小柄

779

​No.

 江戸時代の大人気ファストフード、こんにゃく田楽。 豊穣を祈願する田楽踊に因んで名付けられた豆腐田楽から発展したこんにゃく田楽は後に大阪で出汁に浸かった「おでん」へと変化する。それはさておき、素銅魚子地の戸尻側に寄せた銀地高彫据紋のこんにゃくは微細な点刻がこんにゃくの質感を端的に表し、その側面には斜め格子状の隠し包丁までもが施され、実に写実的。このいかにも庶民的な食べ物を題に採ったのが誰あろう後藤宗家十一代目通乗光壽である。足利、織田、豊臣、徳川に彫金をもって仕えた後藤家の彫物は「御家彫」とも称され伝統を重んじる格調高い作風が常である。通乗光壽の活躍期は江戸時代中期の泰平の世。新味を求め人々の好みも変化した。奈良派からは利壽、安親、少し遅れて乗意が、後藤家の下職から横谷宗珉などが台頭し、「御家彫」に対し「町彫」という言葉も生まれた。光壽は伝統を守りながらも次第に写生風を加味した作品を多く作るようになる。この田楽図小柄もそうした背景から生み出されたものかもしれない。昭和十五年四月東京美術倶楽部で開催された売り立ての目録『某大家御蔵品目録』(水戸徳川家と伝えられている)に「後藤家十六代揃小柄」の内の一点として掲載されている。
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