社外活動について
銀座長州屋は広く社会全般に日本刀を理解していただくために、日頃から地道な努力を重ねております。
出来ることには限りはありますが、少しでも刀に対する理解と認知度を広めるため、こつこつと時間を惜しまず活動を続けています。今ここにそのなかの数例を挙げてみることにいたします。今後も折に触れ、刀剣を通じて社会になんらかの貢献が出来るように努めて参ります。
プロゴルファー・小林夢果選手が
弊社を表敬訪問!
JLPGAステップ・アップ・ツアー2023の最終戦・京都レディースopenでプロ初優勝を飾った小林夢果選手が令和5(2023)年12月弊社を訪れました。
小林選手はプロ2年目の新人ですが、ドライバーで260ヤードを楽々と打つロングヒッターです。
そんな未完の大器を、弊社の深海信彦社長も応援しています。
悲願の初優勝の瞬間、小林選手の帽子右横の「銀座長州屋」のオレンジの文字が大きく映し出されましたことにお気づきの方もおられたかも知れませんね。
小林選手はQT8位通過で、来季のレギュラーツアー出場権を獲得。さらなる飛躍が期待されます。
みなさまも応援をよろしくお願い申し上げます。
写真1(弊社2階の応接スペースにて)
深海社長から、超レアなかわいいクマのスマホケースを贈られ、ニコニコの小林選手。
親しみやすく、誰にでも愛されるキャラも魅力です。
写真2(弊社エントランスにて)
この日もみっちり練習し、その帰り、わざわざ時間を割いて、立ち寄った小林選手。
若いんですね。疲れた様子は一切みられません。さすがー。
それにしても背も高い。深海社長と並んでもあまり変わりません(笑)
大化けするかも知れませんよー。
憧れのタイガーウッズ選手に
思いをはせる笹生優花選手
ウッズ選手の触れた箇所に残る指紋の痕跡を見つめる笹生選手
シンガポールでの米ツアーで6位の成績を収め帰国した笹生優花選手が久しぶりに銀座長州屋を来訪されました。刀の素晴らしさをしばし鑑賞。
話しは変わりますが、タイガーウッズ選手が初めて日本に来た時に、社長の深海がウッズ選手に真剣をプレゼントしたことがありました。
試合前にウッズ選手が万が一にも真剣で怪我をなされないように、深海が事前に用意したのが写真で笹生選手が持っている模造刀です!
ウッズ選手は深海の要望に応じて、この模造刀で並みいる記者を前に大パフォーマンスを演じ、翌朝のスポーツ誌のトップ記事になりました。
真剣はウッズ選手に贈呈しましたが、イベントで使用した模造刀は今でも銀座長州屋で大切に保管しています。
尊敬するウッズ選手も笹生選手がトレードマークとする「刀」に強い興味を持っていたと知って目を輝かせる笹生選手。
ウッズ選手と同じように、笹生選手も模造刀の刃部に触れて、その感触を確認されていました(模造刀には今でもウッズ選手の指紋がくっきりと残っています!)。
今シーズンは日本の試合にも2試合出場する予定で、今週は国内で調整。
試合前に、モチベーションを高めてもらおうと社長の深海が用意した心ばかりのサプライズ!
次戦での活躍を心から期待しています!
明後日は小社の深海と専属キャディーを帯同してラウンドの予定。
年末のご挨拶に
佐久間朱莉選手が来店!
佐久間朱莉選手が年末の挨拶に訪れました。
今年は新人ながら上位の好成績を上げ、来季のシード権を獲得、一年を通して安定した成績を収めることができました。既にフェアウェイキープ率は第一位で、しかも、フェアウェイをキープしてのドライビィングディスタンスも第一位という新人らしからぬ好成績。
明日から早速トレーニングに入り体を鍛え技術を磨き、来シーズンに備えるそうです。小社としても、キャップの銀座長州屋のロゴが表彰式で輝くことを祈念するばかりです。
このあと、銀座のお寿司屋さんにて楽しいひと時を過ごされました(笑)!!
来期も持ち前のガッツと愛らしい笑顔で頑張ってください。
皆様も 佐久間朱莉選手の応援を是非お願いいたします!
銀座長州屋がスポンサーをしている
佐久間朱莉選手
3歳でゴルフを始め、12歳の頃から大会で優勝する。2018年中学3年の時に、プロツアーに出場し、同組で回った原英莉花選手の関係者にスカウトされ、ジャンボ尾崎氏が設立し、深海信彦社長が監査役を勤めるNPO法人『ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー』に第一期生として入門。
日本女子オープン6位、海外メジャー選手が多数参戦するTOTOジャパンクラシック、その年の優秀選手のみが出場出来るJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ等で好成績を収め、来季もシード選手として全試合に出れる出場権を取得した。
写真はジャンボ練習場にて一年間の報告をする佐久間選手とそれを労う深海社長。(2022年11月4日)
佐久間選手の帽子の右側には銀座長州屋の文字が刺繍されている。
笹生優花 選手
全米女子プロゴルフ選手権を終えて帰国
笹生優花選手が全米女子プロゴルフ選手権を終えて日本に帰ってきました。次のフランスでのエビアン選手権、続けてスコットランドの全英女子オープンに向けて日本で調整するためです。この日は忙しい練習日程の合間を縫って小社を訪ねてくれました。
写真は全米女子オープン優勝の記念ポスターが貼ってある小社の玄関前での笹生選手。
特別対談
脳科学者 中野信子氏
深海信彦
日本刀を脳科学で斬る!
NHKの人気番組 「英雄達の選択」以来、久しぶりに
脳科学者の中野信さんとの再会.
古来より、「日本刀」が人々を魅了してやまない、その理由を
脳科学者の視点、さらに女性ならではの繊細な感性で説き明かす!
「歴史街道」2021年11月号掲載
国立劇場に
広告プロモーション用展示作品を提供
刀 銘 (葵紋) 康継以南蛮鐵於越前作之
国立劇場開場55周年記念
令和3年度(第76回)文化庁芸術祭主催公演
近松徳三=作
通し狂言
伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば) 二幕七場
詳細は下記URLにてご確認ください。
https://www.ntj.jac.go.jp/sp/schedule/kokuritsu_l/2021/3101398.html
全米オープン優勝!
笹生優花選手
凱旋帰国!
笹生優花選手は全米女子プロゴルフツアーに初参戦し、いきなり優勝を成し遂げました。世界で活躍する日本人アスリートの活躍が日々伝えられておりますが、アメリカでは殆ど無名に近い十代の彼女がいきなり全米オープンを制したのですから、まさに衝撃的な事件として報道されたことは記憶に新しいところです。
忙しいスケジュールを縫って、
銀座長州屋に優勝の報告においで頂きました。
普段の様子は、笑顔のかわいい女子大生のような笹生選手。屈託のない朗らかな笑顔で記念撮影に応じていただきました。
大好物は銀座吉澤のステーキとのこと。後で何を御馳走になろうかと思案中かな?
笹生選手来店時には、店内でご覧になりたがっていた日本刀を鑑賞していただきました。
ゴルフクラブを日本刀に変えて
全集中!
真剣という言葉に表されるように
刀には集中力を高める力があるようです。
切先を見つめるまなざしの厳しさが印象的でした。
勝者の証 優勝フラッグにサインを頂きしました。優勝フラッグは現在、銀座長州屋本店一階に展示しております。
当社の深海の要望で優勝フラッグにサインを入れていただきました。突然のリクエストでしたが、何度も入念に下書きをしていざ本番!
数カ月前までぎこちなかったサインはもう一人前!
これも全米優勝の効果なのでしょう!
兎にも角にも、優勝おめでとう!
NHK総合
仕事の流儀 プロフェッショナル
刀鍛冶 吉原 義人
2021年5月11日 夜 10:30
撮影協力
パーゴルフ「GOLF、今この人に聞きたい!」
第212回 特別連載
取材協力
鮮烈なデビューを飾ったプロゴルファー笹生優花選手との出会い、そして、話題となったキャップのロゴマークに秘められた想いとは?
若かりし頃、山口県から上京し、伝手も縁故もない刀剣界に足を踏み入れた自身の境遇と、多様性が尊重されるとはいえ、ハーフである故にしなくてよい苦労を経験してきたであろう笹生優花選手の生い立ちに強い共感を感じて応援したいとの思いを持った。
最初にスポンサーに名乗りをあげたのは、笹生選手のお父さんが日本刀の愛好家であり、当店に来店していただいたご縁によるもの。
刀が結んだ縁を大切に、刀を通じて日本の心を理解し、まさしく一打一打を真剣に精進して欲しいと願っている。
彼女の才能は日本で、いいや世界で活躍できる可能性を秘めている。
しかし、強いだけではダメ!身を何処においても、人間として愛される選手にならなければ本当の意味での成功はおぼつかない。
その気持ちを刀のロゴに込めている。
刀の文字をよく見ると二画目は形が刀の姿に似ており、切先は敵ではなく自らの足元に向いている。
時には様々な問題が生じて思い通りいかないこともあるだろう。そんな時は切先を相手に向けるのではなく、自らの足元に向けて前に進んで欲しい。「刀」の一文字に込めた私からのメッセージである。
(一部、取材時には語らなかった部分も含んでいます。)
「戦国武将総選挙」番組出演、番組制作協力
2019年 12月28日(土)18時56分~23時10分(テレビ朝日)
戦国時代総選挙「10万人が選ぶ戦国武将の頂点に輝いたのは?」
様々なジャンルのナンバーワンを決定する恒例の人気企画番組「総選挙」シリーズに当社の社長が番組出演、番組制作協力をいたしました。
番組より、槍の又左と異名を持つ前田利家が使用していたという全長6m30㎝にも及ぶ長大な槍拵を再現して欲しいという依頼を受けて、前田利家の活躍した時代に鍛造された下坂八郎左衛門作の平三角槍に、三間半もの槍拵を製作しました。写真は完成した拵に下坂八郎左衛門を収めた様子を撮影したものです。
実際に三間半もの本格的な槍を手にした当社の社長曰く、
「およそ戦には使用できないものではと考えていたが、実際の槍はバランス強度ともに実戦の武器としての機能を十分備えていた。苦労して製作したことで往時の武将が味わった感覚を知ることが出来たのは大変有意義であった。」との感想を述べております。
天を衝くほどの長大な槍と共に戦場を駆け抜けた戦国武将の雄姿を想像し、否応なく歴史ロマンを掻き立てられた一日でした。
銀座長州屋は今後も、様々な形で日本刀の保存・継承及び啓蒙活動に積極的に取り組んでまいります。
盛岡の中学生からのお礼の手紙
先日ご来店いただいた岩手県の中学校の校長先生から職場訪問学習への協力につき丁寧な御礼のお便りを頂きました。嬉しかったのは、訪問された中学生五人から感謝のお便りを頂いたことです。名前を伏して文面をご紹介します。
日本刀は身を護る宝剣として千年以上の長きに亘って連綿とその鍛造技術が伝承されて令和の今日まで大切に保存伝来してまいりました。平和の時代にあっても、何か事を為そうとする時、人は自らを律し、命を懸けて目標に邁進しなければなりません。戦国の世では自らの領国を守るため、幕末においては、西洋列強の侵略を跳ね除けるため、我々の先祖は日本刀を帯びて、心の支えにしました。
振り返れば、日本刀は常に人々の志と共にそこに存在しました。平和の時代にあっても、この志の重みに違いはないはずです。
昨今、男女問わず若い日本刀愛好家が増えていると聞きます。これは、芸術作品としての日本刀の美しさに加え、日本刀と共に困難を乗り越えようと努めた我々の先祖の生きざまに対する畏敬の念があるように感じます。
美しい光芒を放つ日本刀を実際に手に持った中学生の皆さんも作品を通じて、我が国の歴史に思いを寄せた様子が書面より窺がわれます。
未来ある若い皆さんには、日本人が大切に守り伝えてきた日本刀とこれ等の日本刀を所持した往時の人々の志の尊さを忘れないでほしいと思います。
BSフジ
TOKYO ストーリーズ 撮影協力
2019.9.3 23:00~23:30
再放送決定!
2019.9.17 23:00~23:30
お笑い芸人の三人トリオ、ロバートが、「ダンディズム東京」をテーマに大人の東京を体感する番組。東京に根付く様々なダンディカルチャーの中から日本刀芸術に着目、銀座長州屋へ取材にいらっしゃいました。
撮影期間は4日間、数度にわたって撮影スタッフの皆さんがご来店になり、店舗内と展示作品をじっくり撮影しての放送となりました。
ローバートの皆さんには
・太刀 銘 一 (一文字) 附 金梨子地塗糸巻太刀拵(重要刀剣 重要刀装)
・刀 銘 於東武土州藩左行秀造之 慶応三年二月日(重要刀剣)
・黒漆塗六十二間筋兜 日輪瑞雲前立
・朱漆塗日輪文頭形兜などを順次ご覧頂きながら、
当社社長がローバート各メンバーの方々に武家美術品の魅力を説明いたしました。
はたしてロバートは千年の歴史ある名品の数々を前に何を感じたのか?
放送は2019年9月17日 23:00~23:30 BSフジにて再放送されます。
岩手の中学生の皆さんが、刀を学びにやってきました。
9月4日、岩手県遠野市立遠野東中学の生徒5名が、課外学習で弊社に来訪されました。
「刀に興味があるので、色々教えてもらいたい。」という皆さんに、弊社店長の善財が「皆さんは日本の歴史ではいつの時代が好きですか?」とまず身近なところから、刀と時代、地域と刀の関連など、展示された刀を例にとりながら、説明をいたしました。
生徒の皆さんからは
・「刀はどうして反っているのですか?」
・「短刀はどんな目的のためにつくられたのですか?」
・「鐔は何のためについているのですか?」といった質問が次々に投げかけられ、刀のことを真摯に学びたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。
渡された刀を実際に手にしたときの真剣な表情や、また壁一面のショウケースを珍しそうに見上げている様子が微笑ましいひと時でした。
観光地を回るのとはまた違った思い出になればよいなと、中学生の皆さんの真剣な眼差しを見ながら思いました。
遠野東中学の皆さん、取材ご苦労様です。思い出に残る良い旅程になりますように。