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秋草に鶉図目貫 無銘 美濃
"Akikusa & Uzura" Autom grass & Quail
Kamakura
江戸初期
赤銅地容彫金色絵
表四四・三㍉
裏四三 ㍉
特製落込桐箱入
保存刀装具鑑定書(美濃)
Early Edo period (400 Years ago)
Shakudo ji katachi bori kin iroe
Front : 44.3mm
Back : 43mm
Kiri box
Hozon (Mino)
保存
200,000
円(税込)
目貫
2114
No.
藤原定家の『詠花鳥和歌十二首』にもあ る(注)ように、鶉は古くから雅な鳥として捉えられていた。この目貫も、草叢に身を隠す鶉を表現している古風な作。ここでは秋草が要点であり、美濃(みの)彫様式からなる、主題がくっきりと浮かび上がるような高彫に、金の色絵が濃密に施されている。極めは「美濃」ながら、一時代上がるように薄手の仕立てとされており、打ち出し強く文様に量感があり、要所の抜け穴も古風で味わい深い。
保存刀装具鑑定書(美濃)
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