top of page
日本刀の販売 買取のご相談は日本刀専門店銀座⻑州屋
柿本人麻呂図目貫 無銘 山崎一賀
Menuki "Kakinomoto no Hitomaro"(a poet in the Asuka period)
Ichiga
江戸中期 山城国京都御霊通次
赤銅地容彫色絵
表目貫 30.2mm
裏目貫 36.3mm
特製落込桐箱
保存刀装具鑑定書(山崎一賀)
Mid Edo period Yamashiro province, Kyoto
Shakudo
Omote menuki : 30.2mm Ura menuki : 36.3mm
Special kiri box
Hozon
保存
-
円(税込)
目貫
551
No.
柿本人麻呂の端正な姿と、その代表作「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れ行く舟をしぞ思ふ」を絵画風に彫り描いた作。彫口深く立体的で、人物の表情の細やかさの再現を得意とした山崎(やまざき)一賀(いちが)の作と極められている。この目貫も一賀の特質を鮮明に示したもので、人麻呂の顔つきは上品で穏やか、額の皺まで彫られている。霧の合間に浮かび上がった明石の海原も、松樹の繁る島の様子、遠く見え隠れする帆掛舟も長閑。和歌の世界観を良く再現している。
bottom of page