top of page
日本刀の販売 買取のご相談は日本刀専門店銀座⻑州屋
枇杷・柿図目貫 割際端銘 文・雄
Menuki "Biwa, Kaki" (Loquat and Persimmon)
Fumio
明治─昭和
東京、山形県鶴岡市住
素銅地容彫象嵌色絵
表：49.5mm 裏：50.5mm
桂野文雄共箱
「素銅柿目貫壱組 文雄作 〔印〕」
箱裏に、本作を文雄の実子文克氏から贈られし旨の旧所持者による覚書有 （注）
特別保存刀装具鑑定書
Meiji-Showa era
Tokyo, lived in Tsuruoka ciry, Yamagata prefecture
Suaka
Omote menuki : 49.5mm Ura menuki : 50.5mm
Tomo-bako (by Katsurano Fumio)
"Suaka Kaki zu menuki hito-kumi Fumio saku [In]"
Tokubetsu hozon
特別保存
-
円（税込）
目貫
757
No.
三代目赤文を襲った桂野文雄は加納夏雄の門人。写生をよくし、独特の詩情を湛えた余白に写実的な作品を製作した夏雄。本作は師を髣髴させる、質感さえ再現した写実味溢れる作である。枇杷と柿、どちらも橙色の果実で素銅地の色がよく馴染む。蔕や葉に色調を変えた金色絵を施し、金属という素材の、限定された色彩の中で、より豊かに、奥行きのある表現を試みている。
bottom of page