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虎児渡図小柄 銘 紋程乗 光美(花押)
"Toranoko watashi" A tiger crosses a river with baby tigers
Teijo
江戸前期
山城国京都
赤銅魚子地高彫色絵裏板金哺
長さ九六・三㍉
幅一三・五㍉
特製落込桐箱入
Fast Edo
Yamashiro province Kyoto
Shakudo nanako ji Takabori iroe
Uraita kinbukumi (Gold back side)
Lenghth : 96.3mm
Height : 13.5mm
Kiri box
特別保存
550,000
円(税込)
No.
禅問答にも通じる虎の児渡しを題に得た、後藤の伝統とも言うべき、武家が備えなければならない意識を暗示する作品。後藤宗家九代程乗の作であることを、同十五代光美が極めている。後藤程乗は顕乗の子で慶長八年の生まれ。寛永十三年に家督を相続。初め理兵衛家二代当主として覚乗と共に加賀前田家に出仕し、加賀金工の育成と藩の財務にも携わっている。造り込みは、後藤家の伝統的な漆黒の赤銅魚子地を背景に、打ち出しの強い立体的な高彫に金の色絵、波には銀の色絵を施しており、いかにも上品で華麗。虎の身体や顔の彫口も鋭く、生気に満ちて動感も豊かである。
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