top of page
千里眼斬.fw.png
千里眼-刀
検索には常用漢字をご利用ください。

「業物位列」は、須藤五太夫睦済(すどうごだゆうむつずみ)と山田朝右衛門吉睦(よしむつ)が行った試し斬りを拠り所に、柘植方理平助が刀の斬れ味の良否を位付けした切れ味の評定位列。
評定として「最上大業物:さいじょうおおわざもの」「大業物:おおわざもの」「良業物:よきわざもの」「業物:わざもの」の四つの位列がある。

最上大業物

Copy right Ginza Choshuya
Production work Tomoriki Imazu

日本刀販売専門店 銀座長州屋

​価額未表記は売約済または価額応相談のものです
1349

銘 陸奥大掾三善長道(最上大業物)

最上大業物

Nagamichi

銘 陸奥大掾三善長道(最上大業物)
 長道は、寛永十年陸奥国会津の生まれ。初銘を道長と切り、会津藩松平家に仕え、父政長譲りの刃味の良さで鳴らし、万治元年二十六歳の時に京都で陸奥大掾を受領し、銘を長道と改めた。長道の刃文は互の目が二つ連れて虎徹の瓢箪刃を想わせ、また切れ味も虎徹同様に抜群に優れていたことから会津虎徹の異名で知名度が高く、また人気もあった。
1028

銘 陸奥大掾三善長道(最上大業物)

最上大業物

Nagamichi

銘 陸奥大掾三善長道(最上大業物)
 三善長道は会津藩松平家に仕えた寛文頃の刀工。得意とした二つずつに連れた互の目乱の刃文は長曽祢虎徹の瓢箪刃を想わせ、しかも切れ味が抜群に優れて虎徹と同じ最上大業物に位列されていることから古来「会津虎徹」と称されている。
1341

銘 長曽祢興正(最上大業物)

最上大業物

Okimasa

銘 長曽祢興正(最上大業物)
 長曽祢興正は虎徹の弟子。後にその養子となり、延宝六年六月の虎徹没後は自らも虎徹興正と銘して二代目に任じている。虎徹在世中はその協力者として多くの日々を費やした為に自作刀は比較的少ないが、寛文十三年紀の刀や延宝二年及び同三年、四年の山野勘十郎の試銘入の刀の遺例があり、師と同居中も自らの作を世に出していたことを証している。
222

銘 長曽祢興正(最上大業物)

最上大業物

Okimasa

銘 長曽祢興正(最上大業物)
 最上大業物作者に列せられる切れ味を誇り、二代目虎徹を継いだ長曽祢興正の、古作相州正宗を手本とした作。
 興正は虎徹が江戸に移る以前の越前甲冑工の頃からの門人で、師とは一心同体、寝食を共にして研究と試作を積み重ね、名作を生み出すに不可欠な手足となり、師の没後は刀界の重鎮として元禄年間まで高い人気を誇った、江戸を代表する一人。
8

銘 摂州住藤原助広(最上大業物)

最上大業物

Sukehiro

銘 摂州住藤原助広(最上大業物)
 助広初代。津田氏。河内守国助の門人で本国は播磨国姫路。時代を先取りした洗練味ある作刀を学び、一文字風互の目丁子を得意としたのみならず、切れ味においても最上大業物に指定されるほどの刃味優れた作で高い評価を得ている。「そほろ」と切り添えた作例があることから、「そぼろ助広」と呼び親しまれている。
279

銘 武蔵大掾藤原忠広(最上大業物)

最上大業物

Tadahiro

銘 武蔵大掾藤原忠広(最上大業物)
 江戸時代初期 肥前国。「武蔵大掾藤原忠広」「肥前国住藤原忠広」。忠広初代。初銘忠吉。元和元年武蔵大掾を受領し、忠広と改名。
 佐賀藩主鍋島勝茂の命で慶長元年に京の埋忠明壽に師事、元和十年に再び上京して武蔵大掾を受領す。埋忠明壽の弟子である旨を刻した作品があり、明壽も忠吉を弟子に持ったことを誇った云う。麗しい地鉄鍛えに上品な直刃の刃文を焼き入れながら、姿は覇気に溢れた豪壮な姿としている。 
803

銘 武蔵大掾藤原忠広(最上大業物)

最上大業物

Tadahiro

銘 武蔵大掾藤原忠広(最上大業物)
 武蔵大掾忠広は「ごじただ」こと肥前国忠吉同人。佐賀藩主鍋島勝茂の命により、慶長元年に上京して埋忠明寿門で修業。この脇差は、銘形から大坂夏の陣の記憶が残る寛永二年八月頃の作と鑑られる。鎬地の肉が削ぎ落されて鎬筋が棟に抜ける頑健鋭利な冠落造で、長い刀に差し副えられた操作性の高い作。
1510

銘 武蔵大掾藤原忠広 寛永五年二月吉日(最上大業物)

最上大業物

Tadahiro (Musashi daijo)

銘 武蔵大掾藤原忠広 寛永五年二月吉日(最上大業物)
 武蔵大掾忠広は初銘を肥前国忠吉といい、肥前藩主鍋島勝茂侯に仕えた刀工。元和十年に武蔵大掾を受領して忠広と改銘している。厳しい戦国期を生き抜き、肥前刀の棟梁として一門を率いた忠広の地鉄は、古刀期からの作刀であるが故に詰み過ぎることなく古色があり、焼刃にも独特の自然味が漂い、嫡子近江大掾忠広以降の完成された作風とは趣を異にする味わい深いものである。
1199

銘 武蔵大掾藤原忠広 (最上大業物)

最上大業物

Tadahiro (Musashi daijo)

銘 武蔵大掾藤原忠広 (最上大業物)
 武蔵大掾忠広は肥前佐賀藩主鍋島勝茂侯に仕えた刀工で、初銘を肥前国忠吉と切り、元和十年に上京して武蔵大掾を受領し忠広と改めた。鍋島侯は忠広の刀を高く評価し、その作を幕閣や有力大名への贈物としたことはあまりにも有名。山城来、大和手掻、志津兼氏、伊勢村正など古名工の作風にも挑戦して成功した忠広は、優技を以て鍋島侯に忠節を尽くしていた。
rotate_image (1).gif

Loding...

bottom of page