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葦原図目貫 割短冊銘 通天 永随
Menuki "Ashihara" (Reed)
Eizui
江戸後期
武蔵国江戸
金無垢地容彫
朧銀置金
表三三・二㍉
裏三二・二㍉
上製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
Late Edo period / Edo, Musashi province
Solid gold material, Oboro-gin okigane work
Omote-menuki: 33.2mm, Ura-menuki: 32.2mm
Kiri box
Tokubetsu hozon
特別保存
-
円(税込)
目貫
931
No.
通天と号する永随(えいずい)は吾妻又次郎と称し、初め稲川良克に学んで業成り、さらに奈良派の感性と技量を求めて浜野矩随の門人となった。この目貫も奈良派の得意とした枯れた風情を漂わせる景色の一部で、目貫だけで完成させる図柄とせず、拵という総合芸術の中で映えるよう縁頭や鐔との調和を考慮したものであろう。金無垢地を打ち出し強く容彫とし、動感豊かに秋野の風を感じさせる表現。細い枝の重なり合う様子が鮮明で、穂の所々に施された朧銀地の置金が冴えた出来となっている。
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