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福神相撲図目貫 割短冊銘 山崎一賀
"Sumo"
Ichiga
江戸後期 山城国京都
赤銅地容彫色絵
表二二・二mm
裏二八・五mm
上製落込桐箱入
Late Edo period
Kyoto, Yamashiro province
Shakudo
Omote menuki : 22.2cm
Ura menuki : 28.5mm
Special Kiri box
Hozon certificate by NBTHK
特別保存
-
円(税込)
目貫
2145
No.
布袋和尚が恵比寿様のまわしを摑んで投げようとしている。米俵に腰をかけた大黒様は行事。なんとお目出たい場面であろうか、江戸時代には福神相撲や大黒舞などが神社に奉納され、正月が彩り豊かに演出されたのである。この図は我が国の伝統文化を伝えるもの。山崎一賀(やまざき いちが)は仁左衛門と称し京の後藤就乗の門人。精巧で緻密な人物描写を得意とし、本作のように後藤に紛れる古風な作品を遺している。赤銅(しゃくどう)地を打ち出し強くふっくらとした高彫とし、金銀の色絵を加え、人物の描写も後藤風。
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