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秋野鹿図縁頭 銘 美濃住光伸

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Deers in the autumn field

Mitsunobu (Mino school)

江戸中期 美濃国 
赤銅魚子地高彫色絵
縁三八・五㍉ 頭三三・六㍉
長谷川菊翁箱書(注) 上製落込桐箱入

特別保存刀装具鑑定書

Mid Edo period
Mino province
Shakudo nanakoji takabori iroe
Fuchi : Appox. 38.5mm
kashira : Approx. 33.6mm
Hasegawa Kiku-ou box note
Kiri box

Tokubetsu hozon

特別保存

300,000

円(税込)

縁頭

2106

​No.

 図柄を肉高く、その周囲を極端に低く処理する伝統的な深彫により、主題をくっきりと浮かび上がらせる描法が美濃彫である。光伸は江戸中期の美濃彫を代表する金工。室町時代の古法を守り、金の色絵を濃密に施して華やかな出来としている。深く彫り込んだ地には古調な魚子が打たれており、裏には打ち出した鎚の痕跡が遺され、ここにも古法の名残が窺える。 

注…長谷川菊太郎。加納夏雄の友人で夏雄作品を多数蒐集したことで知られる。
秋野鹿図縁頭 銘 美濃住光��伸
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