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百合小禽図縁頭 銘 毛利峯則(花押)

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百合小禽図縁頭

Minenori

江戸後期 備前国 
赤銅石目地七宝象嵌 
縁三七・八㍉ 頭三三・六㍉
上製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書

Late Edo
Bizen province
Shakudou ishimeji sippou zogan
fuchi 37.8cm
kashira 33.6cm
Tokubetsu hozon tousoogu

特別保存

500,000

円(税込)

縁頭

2087

​No.

濃厚な香りを漂わせる山百合に誘われ来た小鳥。真夏の太陽と、清々しい空気感を表現した作品。赤銅石目地に主題を肉高く彫り出し、金の色絵を施した上に七宝を重ね、色合いに明るさを演出している。七(しっ)宝(ぽう)象嵌(ぞうがん)は平田家の得意とするところだが、その技術を発展させて新たな美観を見出した金工もある。毛(もう)利(り)峯則(みねのり)は、備前より江戸に出て柳川直光に学んだ毛利光則に有縁の工。平田七宝とは異なる技法が窺え、殊にグラデーションの美観に妙趣が感じられる。
百合小禽図縁頭 銘 毛利峯則(花押)
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